代表取締役
河迫重孝
確認日: 2026年4月16日
広島シンター株式会社は、広島県で唯一の粉末冶金法による焼結機械部品の製造販売を専門とするメーカーです。同社は1979年の設立以来40年以上にわたり、鉄、銅、SUS系などの金属粉末を成形・焼結し、高精度な機械部品を供給しています。粉末冶金とは、金属粉末を金型で高圧プレス成形し、特殊な焼結炉(水素と窒素の混合雰囲気、800℃〜1200℃)で焼き固める製法であり、陶磁器の製法に近く、鋳造では融点や比重の組み合わせで均一な組織が作りにくい合金の製造や、鋳造よりも後加工の少ないニアネットシェイプ部品の製造に大きな利点があります。これにより、歩留まりが良く、部品一体化によるコスト低減も可能で、難加工材料にも適用でき、粉末金属の調合による材料調質も容易です。また、製品内部に多くの気孔を内包することで軽量化が可能であり、気孔を利用して潤滑油を含ませることで油の補給が不要な含油軸受なども製造できます。 同社の製品は、自動車や農機具のエンジン部品、パソコンやコピー機などの事務機器部品、自転車の変速機やブレーキ部品、その他あらゆる産業機械部品に不可欠な要素として、多種多様な用途で人々の暮らしを支えています。製造工程は、金属粉末の混合から始まり、5トンから250トンに及ぶ粉末成形専用プレス機によるプレス工程、メッシュベルト式とプッシャー式の焼結炉を用いた焼結工程、マシニングセンタやNC旋盤、ボール盤、平面研磨機など多様な工作機械を駆使した機械加工工程、ガントリーローダーやロボットアームを活用した自動機加工工程、そして寸法精度を調整するサイジング工程を経て、最終的な品質工程へと進みます。特に加工工程では、15μ単位の精度や1/1000ミリの精度が求められる複雑な形状にも対応し、高精度・高品位な製品を提供しています。 同社の強みは、長年培ってきた職人技ともいえる技術ノウハウと、若手中心の技術開発を融合させた「顧客提案型ものづくり」にあります。お客様のニーズやアプリケーションに最適化されたソリューションを開発し、カスタマイズされた製品やサービスを提供することに注力しています。品質管理体制も徹底しており、製品のロットごとの抜き取り検査に加え、KEYENCE社製のワンショット3D形状測定器や卓上型三次元測定器、画像寸法測定器などの最新鋭検査機器を導入し、幾何公差や形状の要求事項に対して正確な測定を実施しています。工程ごとのデータ収集・分析を通じて品質の作り込みを行い、作業標準書の作成と作業者教育により安定した製品供給を実現しています。主要納入先には、株式会社クボタ、ヤンマー、株式会社アイシン、ヤマハ株式会社、株式会社ミツトヨ、株式会社椿本チェイン、株式会社椿本スプロケット、スズキ株式会社など、日本を代表する大手企業が名を連ねています。同社は、広島県で唯一の粉末冶金専業メーカーとして、今後も技術革新と顧客満足度向上に挑戦し続けています。
従業員数(被保険者)
61人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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