有限会社鈴木盛久工房は、2025年に創業400年を迎える岩手県盛岡市に拠点を置く南部鉄器の老舗工房です。同社は、長きにわたり培われた伝統的な技術と現代的な感性を融合させ、多岐にわたる鉄器製品の製造・販売を手掛けています。主要な事業内容は、茶の湯文化に欠かせない鉄瓶、銚子、釜の製造であり、特に鉄瓶では、手毬鉄瓶のような幾何学紋様が特徴の代表作から、風花鉄瓶、Plimitive Kettleシリーズ、Kettle「Regimental」「Marble」といった現代的なデザイン、さらには希少な砂鉄を用いた砂鉄鶴亀紋羽広形鉄瓶、砂鉄牡丹紋棗形鉄瓶、砂鉄八重桜紋南部形鉄瓶など、素材や紋様にこだわった高価格帯の製品まで幅広く展開しています。銚子や釜においても、泉銚子、独楽銚子、麻の葉銚子、草花紋筒釜、立瓢釜、繭釜など、茶道具としての機能性と美しさを追求した製品を提供しており、一部の釜には蝋形鋳造法といった高度な技術が用いられています。 また、同社は日常使いの品々も充実させており、八角、藤すかし、木の葉、古銭、霰といった多様なデザインの茶托や、14代鈴木盛久のブロンズオブジェを南部鉄器として復刻した置物「茶味」シリーズ、新商品の六寸菓子器、文鎮「笹舟」、置物「子鹿」など、生活空間を豊かに彩る鉄小物も手掛けています。これらの製品は、長年の歴史の中で培われた確かな技術と、現代のライフスタイルに合わせた柔軟な発想から生まれており、その品質と芸術性は国内外で高く評価されています。 同社の強みは、16代にわたる匠の技の継承と、伝統工芸の枠に留まらない挑戦的な姿勢にあります。日本伝統工芸展への出品や、Pen magazine onlineでの特集、MoN祭での製作実演、そして創業400年記念展覧会の開催など、積極的にその技術と作品を世に発信しています。また、スタートアップ企業Heralbonyとのコラボレーション作品を手掛けるなど、異分野との連携にも意欲的です。販売は実店舗とオンラインストアを通じて行われ、一部の高級品はオンラインでの問い合わせ販売となっています。顧客層は、茶道愛好家や伝統工芸品のコレクター、美術品愛好家、上質な生活用品を求める一般消費者、そして贈答品を探す人々まで多岐にわたります。さらに、置物「茶味」シリーズの売上の一部を保護猫支援NPO法人「もりねこ」へ寄付するなど、社会貢献活動にも取り組んでいます。
従業員数(被保険者)
6人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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