代表取締役
赤澤直人
確認日: 2025年8月31日
株式会社北熱は、鋼材の強化と金型への機能付与を専門とする表面改質技術企業です。同社の事業は、真空熱処理、窒化処理、PVDコーティング、そして表面分析の四つの主要サービスで構成されています。 真空熱処理においては、創業以来培ってきた独自のノウハウと技術を活かし、焼入れ、焼戻し、時効処理、溶体化処理、焼なまし、析出硬化など、幅広い熱処理に対応しています。特に、北陸地域で最大級の積載量1200kgを誇る大型真空炉を完備し、大型品や長尺品の処理も可能です。精密金型の経年変化抑制にはサブゼロ処理を、高速度工具鋼の焼入れには強力な窒素ガス加圧冷却が可能な真空熱処理炉を用いるなど、顧客の具体的なニーズに応じた最適な処理法を提供しています。また、シミュレーションと実験データベースを連携させることで、焼入れ時の冷却条件最適化を図り、大型製品の熱処理技術向上にも積極的に取り組んでいます。 窒化処理では、金型や機械部品の耐久性・耐摩耗性を向上させるため、イオン窒化、ラジカル窒化、そして同社が開発したプラズマ深窒化「PRIZE120」を提供しています。日本電子工業製のイオン窒化炉を複数保有し、長尺品や重量物にも対応できる体制を整えています。ラジカル窒化とPRIZE120は、その後のPVDコーティングとの複合処理も可能であり、特にPRIZE120は脆弱化合物層の生成を抑制しつつ、深い窒化深さと高い表面硬さを実現する次世代技術として評価されています。 PVDコーティング事業では、金型、切削工具、機械部品の寿命を大幅に延長するための多様なコーティングラインナップを展開。標準的なAIPコーティングに加え、平滑性を重視した独自開発膜や、業界初の深穴内面PVDコーティング「diXis」を含む全22種類の膜種を提供しています。これらのコーティング膜は、薄くて硬い金属セラミックス膜(TiN、CrNなど)を生成し、2000~3000HVという優れた耐摩耗性を実現しながら、500℃以下の処理温度で高精度な金型の変寸を最小限に抑えます。ダイカスト金型向けには、耐溶損性、耐ヒートチェック性、耐焼付き性を重視した厚膜タイプの「ViOLA」や「Acro9」シリーズ、高硬度・低摩擦特性を持つ「DLC」シリーズなど、用途に応じた最適なソリューションを提案。さらに、FSW(摩擦攪拌接合)ツール専用の表面処理「FSW-R」も提供し、ツールの早期摩耗や凝着といった問題を改善し、接合品質の向上に貢献しています。 同社は「創造的で独創的な研究開発の推進」をモットーに、研究開発と生産が一体化したパイロット工場を核として、金型や金属製品のソリューション事業を力強く展開しています。これらの先進的な技術とサービスを通じて、金型メーカー、工具メーカー、機械部品メーカーといった顧客の製品寿命向上と生産性向上を支援するビジネスモデルを確立しています。
純利益
60万円
総資産
6.6億円
自己資本比率_単体
57.05% · 2025年8月
4期分(2022/08〜2025/08)
ROE_単体
0.16% · 2025年8月
4期分(2022/08〜2025/08)
ROA_単体
0.09% · 2025年8月
4期分(2022/08〜2025/08)
従業員数(被保険者)
48人 · 2026年5月
29期分(2023/12〜2026/05)
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