小川水産株式会社は、北海道厚岸郡浜中町を拠点に、ウニの加工および販売、さらには養殖事業を展開する水産加工業者です。同社は特に「浜中小川のうに」ブランドで知られ、エゾバフンウニを中心に、北海道沿岸の旬のウニを年間を通じて仕入れ、加工しています。1990年の設立以来、全国の卸売市場へ出荷を開始し、鮨屋、料亭、割烹といったプロの料理人や仲買人から高い評価を獲得しており、日本有数の豊洲市場でも高値で取引される実績を持ちます。2023年には「浜中養殖うに」が国の地理的表示(GI)保護制度に登録され、浜中町がウニの餌となる良質な昆布を年間通じて確保でき、水温が20度以下と生育に適した地の利を活かし、全国で唯一の養殖生産体制を確立しています。 同社の事業の強みは、徹底した品質管理と加工技術にあります。ウニの鮮度と品質を維持するため、「水」にこだわり、創業以来の試行錯誤を経て、酸化を抑制する「窒素水」を加工工程に導入しています。これにより、ウニの酸化と細菌の増殖を抑制し、より新鮮な製品の提供を可能にしています。また、本社工場と釧路工場は対米HACCP認証を取得しており、原材料の検査から製品の最終出荷に至るまで、国際基準に準拠した厳格な衛生管理体制を構築しています。地元漁師との密接な連携も特徴で、養殖場の視察や情報交換を通じて、高品質なウニの安定供給に努めています。 製品ラインナップとしては、一粒ずつ丁寧に折詰する「折りうに」と、殻から取り出したウニを海水濃度と同等の塩水に漬け込んだ「塩水うに」を提供しています。これらの製品は、霧多布湿原からのミネラル分が豊富な海域で育ち、良質な昆布を餌とするウニの濃厚な甘みと旨味、滑らかな食感、そして美しい見た目にこだわって製造されています。市場で敬遠されるウニは一切使用せず、良質な原料のみを厳選することで、顧客からの信頼と高い評価を維持しています。
従業員数(被保険者)
70人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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