代表取締役
市村次夫
確認日: 2026年4月20日
株式会社小布施堂は、長野県小布施町を拠点に、栗菓子の製造・販売、レストラン運営、宿泊施設の運営を主要事業として展開しています。同社は、栗の郷として知られる小布施町で、室町時代から続く栗栽培の歴史と、江戸時代には幕府への献上栗として知られた良質な栗を背景に、高品質な栗菓子を提供しています。自社工場で収穫した栗を鮮度の良い状態で加工し、栗と砂糖のみで仕込むことで、栗本来の風味を閉じ込めたなめらかな栗あんを製造するこだわりが強みです。 栗菓子事業では、伝統的な栗鹿ノ子や栗羊羹、楽雁、栗最中といった和菓子から、焼き菓子やモンブランなどの洋菓子、季節ごとの生菓子まで、幅広いラインナップを自社製の栗あんをたっぷりと使用して製造しています。特に秋の名物である「栗の点心 朱雀」は、蒸した新栗を裏ごしし、栗あんの上にふわりと盛った季節限定の逸品で、毎年多くの観光客がこれを求めて小布施を訪れるほどです。また、洋風にアレンジした「モンブラン朱雀」は通年で提供され、新商品として「栗あん大福」や「奉書栗」なども展開し、栗菓子の新たな魅力を発信しています。販売は、小布施堂本店や傘風楼といった直営店のほか、長野県内の百貨店、東京、大阪、愛知、神奈川などの主要都市の百貨店や羽田空港内の販売店、さらに全国の百貨店での取り扱い、そしてオンラインショップを通じて広範な顧客層に提供されており、自宅で楽しめるアレンジレシピの提案も行っています。 レストラン事業としては、小布施堂本店に併設されたレストランで、季節の食材を月替わりの和食コース料理として提供し、「産地から王国へ」をコンセプトに地野菜のショウルームとしての役割も担っています。喫茶では季節の生栗菓子や、夏にはかき氷、冬には栗あんしるこなどを提供し、年間を通じて栗の魅力を伝えています。また、桝一の精米蔵を改装した「えんとつ」では「モンブラン朱雀」を専門に提供し、信州の食材を活かした料理を提供する「蔵部」では、信州の銘酒やワインと共に食事を楽しめる空間を提供しています。 宿泊施設運営事業では、「桝一客殿」を運営しています。これは江戸時代の土蔵や昭和初期の倉庫を移築・改装した独自の「客殿スタイル」の宿泊施設で、洋式ながら和の趣も兼ね備えた全12室を提供しています。「本来なら我が家にお泊まりいただくところを……」というコンセプトのもと、特に家族連れを重視した工夫と室礼を追求し、お客様のよきパートナーとしてのサービスに努めています。 同社のビジネスモデルは、高品質な栗菓子を核としつつ、レストランや宿泊施設を一体的に運営することで、小布布施町全体の観光資源としての魅力を高め、地域活性化にも貢献するものです。美しい町並みの中に点在する店舗や施設が相乗効果を生み出し、訪れる人々に「食」「滞在」「散策」といった複合的な体験を提供しています。
従業員数(被保険者)
115人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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