代表
畑元章
確認日: 2026年4月17日
株式会社松栄堂は、宝永2年(1705年頃)に京都で創業して以来、300年以上にわたり香づくり一筋に歩んできた香老舗です。同社の主要事業は、各種薫香(線香・焼香・練香・匂い袋等)の製造販売であり、宗教用の薫香から茶の湯の席で用いる香木や練香、お座敷用のお線香、手軽なインセンス、匂い袋まで「香百般」を手掛けています。同社は、中国、インド、東南アジアをはじめ世界各国から貴重な天然香料を調達し、熟練した調香師が長年の経験と研ぎ澄まされた感性で、繊細かつ深みのある香りを創造しています。明治時代には、諸外国の生活様式に合わせた「香水香」を開発し、日本初の対米輸出に成功するなど、伝統を守りつつも革新を追求してきました。現在では、京都、東京、大阪、札幌、横浜などに直営店舗を展開し、ウェブショップを通じた販売も行い、さらに米国松栄堂を通じてアメリカ市場にも進出するなど、国内外に日本の香りの文化を届けています。 同社は、香りの製造販売に留まらず、日本文化の担い手として多岐にわたる文化活動を展開しています。具体的には、お香とお茶の会、香りに関するエッセイを公募する「香・大賞」の開催、国内外での講演やワークショップ、香文化に関する書籍の出版や映画制作への協力、そして香りの伝統を伝える「薫習館」の運営などがあります。また、京都本店の香房では、昔ながらの製法で職人が香を作る工程を見学できる機会も提供しています。 環境活動にも積極的に取り組んでおり、長岡京香場ではISO14001、本社・各支店・直営店ではKESステップ1の認証を取得し、環境負荷の低減に努めています。省エネ活動としてLED照明への切り替えや電気自動車の導入、森林認証紙の使用を進めるほか、生物多様性保全活動として稀少植物の育成・店頭公開、オグラコウホネやフジバカマの生息地清掃活動、地域社会との協働による環境保全活動を行っています。さらに、環境に配慮した商品開発にも力を入れ、園芸用土の微粒子を再利用した「土からできたお香立」や、育成した稀少植物フジバカマの葉を用いたお香・匂い袋などを提供しています。これらの活動を通じて、同社は「香りのある豊かな暮らし」を提案し、自然への感謝と社会貢献を両立する企業として、持続可能な社会の実現に貢献しています。顧客層は、寺社仏閣、茶道愛好家、香道愛好家から、日常的に香りを楽しむ一般消費者まで幅広く、高品質な香りと文化体験を提供しています。
従業員数(被保険者)
285人 · 2024年3月
1期分(2024/03〜2024/03)
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