- 法人番号
- 9700150003509
- 所在地
- 東京都 千代田区 内神田1丁目9-12興亜第2ビル
- 設立
- 企業スコア
- 17.1 / 100.0
代表者
代表
開原学
確認日: 2026年4月18日
事業概要
日本粘着テープ工業会は、日本の粘着テープ産業の総合的な向上発展と一般公益への貢献を目的とする団体です。同社は、粘着テープに関する日本産業規格(JIS)の原案作成および改正を主導し、現在16のJIS規格を管掌しています。これには、試験方法、用語、特定の製品規格(住宅用両面粘着防水テープなど)が含まれ、JIS規格の国際標準化(ISO規格との統合)にも積極的に取り組んでいます。また、技術部会の下に気密防水テープ分科会、VOC削減分科会、JAMPガイダンス推進分科会などを設置し、専門的な課題に対応しています。 技術振興と人材育成も主要な事業活動であり、粘着に関する最新の研究や技術開発をテーマとした「粘着技術研究会」を毎年開催し、学術経験者や関連企業の講演の場を提供しています。さらに、会員・賛助会員の若手技術者やセールスエンジニア、および一般の方々を対象に、粘着テープ業界全体のレベルアップを図るための「粘着技術講座」や、新入社員向けの基礎的な内容を網羅する「粘着入門講座」を定期的に開催しています。これらの講座では、当工業会の技術部会員が豊富な経験と幅広い知識を基に講演し、粘着テープビジネスに不可欠な「解説・粘着技術」などの専門刊行物も発行しています。 情報提供活動としては、会員企業からの月次出荷統計(出荷面積および出荷金額を主要基材別に表示)の作成・提供、および輸入統計の収集を通じて、業界の動向把握と情報共有を促進しています。環境問題への取り組みも重視しており、VOC(揮発性有機化合物)削減対策の推進(経済産業省への報告)やPRTR制度への対応、REACH・RoHSなどの化学物質管理制度へのガイダンス作成、エコマーク・グリーンマーク認証基準作成への協力など、環境負荷低減に向けた自主的な活動を積極的に行っています。 国内外の関連団体との連携も活発で、米国粘着テープ工業会(PSTC)、ヨーロッパ粘着テープ工業会(AFERA)、台湾粘着テープ工業会(TAAT)、中国粘着テープ工業会(CATIA)などとの技術交流や情報交換を定期的に実施し、Global Tape Forum(GTF)にも参加して粘着テープの規格、市場、環境について世界レベルで議論しています。国内では、経済産業省や日本規格協会、関連業界団体との交流会を通じて、業界の意見を反映させる活動も展開しています。 品質保証の面では、JIS A6112に基づく「防水テープ性能確認試験制度」を運用し、木造住宅の通気層をもつ外壁標準構法で使用される両面防水テープの性能確認を行い、品質向上と信頼性確保に努めています。対象顧客は、粘着テープ製造販売会社、原材料メーカー、商社、テープ販売業者などの会員企業、およびその若手技術者やセールスエンジニア、さらには粘着テープに関心を持つ一般の方々です。同社の強みは、粘着テープに関する日本の国家規格策定を主導し、国際的な標準化活動にも深く関与している点、そして業界全体の技術力向上と人材育成に継続的に貢献している点にあります。

