- 法人番号
- 3010101011495
- 所在地
- 東京都 八王子市 下柚木2丁目28番地11ベニハナクラブ101
- 設立
- 従業員
- 1名
- 企業スコア
- 50.7 / 100.0
代表
松田道夫
確認日: 2026年4月17日
株式会社松田養蚕場は、日本の伝統産業である養蚕業の活性化とシルクの新たな可能性を追求する企業です。同社は、代表の松田道夫が東京農業大学在学中から取り組んできたシルクの非繊維利用に関する研究を基盤に、2009年に創業し、2014年に法人化されました。最大の強みは、シルクの主成分である高分子シルクフィブロインの機能性を維持したまま水に溶解させる「水溶性フィブロイン」の開発に成功し、2016年に特許(特許第6019506号)を取得した点にあります。この独自技術により、シルクは「身に纏うもの」という従来の常識を覆し、食品、化粧品、医療、工業といった多岐にわたる分野での活用が可能となりました。 同社の事業は主に三つの柱で構成されます。第一に「シルクタンパク質の研究開発及び製造販売」として、食品原料「液体シルク®」や化粧品原料「ナノフィブロイン®」を企業向けに提供しています。「液体シルク®」は食品の食感改良剤として、シフォンケーキをしっとりさせたり、麺のつるつる感を向上させたりする効果が期待できます。実際に三越伊勢丹グループのイベントで「食べるシルク」を使ったスイーツ制作に協力し、実績を上げています。「ナノフィブロイン®」は、コラーゲン産生促進やメラニン生成抑制といった美容効果が研究で認められており、美容液やクリームなどの化粧品、エステサロンや美容院のプロユース品に広く採用されています。 第二に「化粧品の研究開発及び販売」として、自社オーガニックビューティーブランド「煌繭(きらまゆ)」を展開しています。このブランドでは、純国産シルク100%の「水溶性フィブロイン」を主成分とした美容パウダー「煌繭ピュアシルクパウダー」を提供。防腐剤などの添加物を一切使用せず、線維芽細胞の増殖作用によるコラーゲン産生促進、メラニン生成抑制、高い保湿効果といった特性を活かし、性別・年齢問わず自然な肌ケアを求める顧客層に支持されています。2023年には「煌繭」がソーシャルプロダクツ・アワードを受賞し、伝統産業の保護、廃棄される副蚕糸のアップサイクル、環境負荷低減といった社会的価値も高く評価されました。 第三に「研究試料の提供及び販売」として、医療・工業分野における大学や研究機関との共同研究を推進しています。例えば、大阪工業大学との共同研究では、糖尿病患者向けの血糖値測定用電子デバイスに「ナノフィブロイン®」をフィルムコーティングすることで、測定範囲の拡大や汗・唾液からの簡易測定の可能性を示唆するなど、革新的な応用研究に貢献しています。 同社は、繊維化できない屑糸や屑繭といった副蚕糸を有効活用することで、養蚕農家の持続可能な経営を支援し、地域活性化にも積極的に取り組んでいます。群馬県富岡市や愛媛県西予市といった地方自治体や企業と連携し、シルクタンパク質を活用した地域特産品の開発にも貢献しており、SDGsの目標達成にも寄与しています。このように、株式会社松田養蚕場は、独自の技術と研究開発力、そして伝統産業への深い理解と地域貢献への強い意志を兼ね備え、シルクの無限の可能性を追求し続けています。
従業員数(被保険者)
1人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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