代表者
代表
岡本真一郎
確認日: 2025年4月1日
事業概要
公益財団法人日本骨髄バンクは、白血病をはじめとする重篤な血液疾患により造血幹細胞移植を必要とする患者さんと、その命を救うための健康な造血幹細胞を提供するドナーとを結びつける公的事業を運営しています。同法人のミッションは、HLA型が適合するドナーが見つかる確率が数百から数万分の1と極めて低い現状において、一人でも多くの患者さんが移植の機会を得られるよう、ドナー登録の推進と移植コーディネートを円滑に行うことです。 主な活動内容としては、まずドナー登録の促進があります。2mLの採血で完了する手軽な登録方法を広く周知し、若年層を含む幅広い年代からの登録を呼びかけています。登録されたドナーと患者さんの間でHLA型が適合した場合、骨髄移植または末梢血幹細胞移植の提供プロセスを安全かつ確実にコーディネートします。このプロセスには、ドナーの健康状態の厳格な確認から、提供方法の説明、入院・採取のサポートまで、多岐にわたる支援が含まれます。 また、同法人は社会全体への啓発活動にも注力しています。「みんなのストーリー」を通じて患者さんやドナーさんの体験談を紹介し、骨髄バンクの重要性を伝えています。さらに、「語りべ講演会」を全国の学校や企業でオンライン開催し、移植経験者やドナーが直接「いのちの大切さ」を語る機会を提供しています。「#つなげプロジェクトオレンジ」のようなキャンペーン活動や、漫画・動画を用いた分かりやすい情報提供も行い、骨髄バンクへの理解と支援の輪を広げています。運営の透明性を高めるため、移植状況やドナー登録者数などの詳細なデータを「骨髄バンクデータ集」として積極的に公開しています。 1992年の事業開始以来、同法人はこれまでに2万5千件を超える非血縁者間骨髄・末梢血幹細胞移植をコーディネートし、多くの患者さんの命を救ってきました。しかし、現在も毎年約2000人の患者さんが移植を待ち望んでおり、実際に移植を受けられるのはその約半数に留まるという課題に直面しています。このため、公的補助金だけでは賄いきれない運営資金を、患者負担金と善意の寄付金によって支えており、患者さんの経済的負担軽減のためにも継続的な寄付協力を呼びかけています。同法人は、これらの活動を通じて、血液疾患に苦しむ患者さんとその家族に希望を届け、社会全体で「いのちのバトン」をつなぐことを目指しています。
キーワード
KPI
従業員数(被保険者)
71人 · 2026年4月
12期分(2025/04〜2026/04)
