代表取締役社長
大脇豊弘
確認日: 2026年4月20日
株式会社大脇萬蔵商店は、1900年(明治33年)創業の100年以上の歴史を持つ布海苔(ふのり)の専門商社です。同社は、古くから天然糊として「衣・食・住」の多岐にわたる分野で活用されてきた布海苔の製造販売を主軸とし、伝統技術と革新的な製品開発を両立させています。 主要事業の一つである「板ふのり」は、三重県伊勢市の工場で100年以上にわたる伝統的な手作業製法で製造されており、その糊分は繊維糊剤として友禅の引き染めや羽二重織物の経糸糊付けに、また陶器の絵付けや艶出し、漆喰のつなぎ、木造建築の柱の養生用接着剤、さらには相撲力士の「下がり」の凝固材、漆器や革製品のマスキング材、絵画や壁画などの文化財修復材として幅広く利用されています。 同社は、板ふのりを粉末化した「工業用粉末ふのり」を提供し、溶かす手間を省きたい顧客のニーズに応えています。さらに、福井県立大学や石川県立大学との共同研究により、薬品を一切使用せずふのりから多糖(フノラン)を抽出したフリーズドライ製品「ふのり多糖(OF-1, OF-2)」を開発。これは優れた接着性、再溶解性、無色透明性、抗菌性、低塩分、長期保存性を持ち、国内外の文化財修復分野で画期的な材料として注目されています。 食品分野では、味噌汁の具材や海藻サラダとして手軽に楽しめる「海藻ふのり」、麺のつなぎや食品添加物として活用できる「食品用粉末ふのり」を製造販売。また、小嶋屋総本店と提携し、ふのりをつなぎに使用した「布乃利そば・うどん・そうめん」シリーズを展開し、独特のツルツル・シコシコ感を消費者に提供しています。その他、古来の知恵を活かした「ふのりシャンプー」も手掛けています。 これらの布海苔関連事業に加え、同社は繊維糊剤、化成品、食品、包装、物流、印刷システム、建材・土木資材、水処理といった幅広い商材の販売も手掛けており、顧客の多様なニーズを的確に捉え、常に新しい挑戦を続けることで、社会に必要とされる存在であり続けています。伝統的な天然素材である布海苔の可能性を最大限に引き出し、多角的な事業展開を通じて「衣・食・住」のあらゆる側面で価値を提供している点が同社の強みです。
従業員数(被保険者)
9人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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