代表者
代表
辻野孝太郎
確認日: 2026年4月12日
事業概要
株式会社クロスラインは、1970年の創業以来、皮革製品の製造販売を主軸とし、特に近年は日本古来の天然染料である柿渋を用いた鞄の製造・販売に注力しています。同社の柿渋染めかばんは、青柿を発酵熟成させた渋液を繰り返し染め上げることで、独特の風合いと色合いを生み出すだけでなく、防虫、防腐、耐水性といった機能性も兼ね備えています。使い込むほどに味わい深い色合いへと変化する「経年変化」が最大の魅力であり、「親から子へ受け継がれていくような鞄」を創ることを使命としています。 柿渋染めの可能性を広げるため、同社は2008年から奈良県工業試験所や大学教授、薬品会社などとの産官学連携による共同研究を推進。奈良県が開発した高速抽出法による高純度ポリフェノール柿渋の活用により、従来困難であった多色化を実現し、無色無臭の柿渋染料を誕生させました。さらに、2011年には耐光堅牢度を高める「光退色抑制剤」(特開2011-225865)の開発にも成功し、JIS4級までの品質向上を達成しています。これにより、真朱、藍、桑染といった「大和色の世界」を表現し、現代的な素材との組み合わせによる新たなデザインの可能性を追求しています。 創業者の父親から継承した皮革染色・製造のノウハウを基盤に、50年以上にわたる熟練の縫製技術を活かし、オリジナルブランド「NOTHERN CROSS」として皮革製品も展開しています。素材選定からデザイン、独自の部品開発に至るまで、生活に密着した機能性と手作り感を重視した鞄を企画・製造。2016年には「JAPAN LEATHER AWARD」ゲスト審査員賞を受賞するなど、その技術力と品質は高く評価されています。同社は「心を包む」を社是とし、お客様との出会いを大切にし、感動と愛着を享受できる商品・サービスの提供に徹しています。伝統技術と最新技術を融合させながら、人と環境に優しいものづくりを目指し、鞄を通じて未来へと繋がる価値を提供し続けています。製品は奈良県立万葉文化会館のミュージアムショップやメンズバッグのセレクトショップ「Yamamoto」などで販売されており、天然素材や伝統工芸、高品質な鞄を求める幅広い顧客層にアプローチしています。
キーワード
KPI
従業員数(被保険者)
1人 · 2026年4月
29期分(2023/12〜2026/04)

