代表
富田真行
確認日: 2026年4月18日
有限会社富田酒造場は、1951年11月1日に鹿児島県奄美市名瀬の蘭舘山の麓で創業以来、奄美黒糖焼酎の製造・販売を主軸とする酒造場です。同社は、昔ながらの伝統的な製法を継承し、全量甕仕込みと黒麹を使用することで、キレと深みのある独自の酒質を生み出しています。国産米を黒麹で仕込み、蔵付き酵母が息づく32個の大甕で1週間酒母を造り、さらに溶かした黒糖を加えて二週間もろみ造りを行うという、手間暇かけた製法が特徴です。熟成を経て旨味を増したもろみを蒸留し、39%から44%の原酒を手入れしながら貯蔵することで、個性豊かな黒糖焼酎を世に送り出しています。 主要銘柄には、飲み飽きしない「龍宮」(30度、25度)、トロ〜と上品な旨味の「まーらん舟」(33度、25度、無濾過原酒)、甘い香りが官能的な「かめ仕込」(40度)、ほのかな木の香りがエレガントな「らんかん」(42度)、そして冷やして楽しむ「蔵和水 龍宮」(15度)など多岐にわたります。原料となる黒糖は、波照間・多良間島産の黒糖を使用しキリッとした潮風を感じる味わいを表現する一方、徳之島産の黒糖を用いることでトロ〜と上品な旨味を持つ「まーらん舟」を造り分けるなど、産地による特性を活かした酒造りを行っています。 近年では、伝統的な黒糖焼酎に加え、奄美産のパッションフルーツとたんかんを使用したリキュール「くっかる」やレモンリキュールの製造にも挑戦し、新たな顧客層へのアプローチを図っています。また、自社での米作りにも着手し、将来的に奄美産米を使用した焼酎造りを目指すなど、地域資源を活かした持続可能な酒造りへの取り組みも進めています。 販売チャネルは、全国の酒販店や飲食店への卸売に加え、公式オンラインショップ「蔵カラ」を通じて一般消費者への直接販売を強化しています。特に、コロナ禍においては小瓶(300ml)サイズの展開やオンラインでのセット販売を行うなど、消費者の「おうち時間」を豊かにする提案も積極的に行っています。また、有料での蔵見学を実施し、製造現場の公開や試飲を通じて黒糖焼酎の魅力を直接伝える活動も行っていますが、感染症対策として見学内容の変更や料金改定を行うなど、状況に応じた柔軟な対応を見せています。同社は、伝統を守りつつも、常に新しい挑戦を続けることで、奄美黒糖焼酎の文化を国内外に発信し続けています。
従業員数(被保険者)
4人 · 2026年5月
29期分(2023/12〜2026/05)
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