代表者
代表取締役
仁保享
確認日: 2025年3月31日
事業概要
西部石油株式会社は、1962年に石油精製会社として設立され、長年にわたり西日本有数の石油基地としてエネルギー供給を担ってきました。2024年3月には石油精製事業を終了し、現在は「地産地消型のカーボンフリーエネルギー供給および資源循環、ならびに技術開発・実証に取り組む拠点」への事業転換を推進しています。同社の主要事業は、油槽所事業、国家備蓄事業、太陽光発電事業、そして新規事業であるGX(グリーントランスフォーメーション)西部構想です。 油槽所事業では、タンカーで輸送されるLPG、ガソリン、灯油、軽油、A重油、C重油、硫黄といった石油製品を年間約150万kl受け入れ、30基約30万klの貯油能力を持つタンクで貯蔵しています。貯蔵された製品は、陸上ではタンクローリー車、海上では小型タンカーを用いて広範囲に出荷されており、出光興産グループの西日本における重要なエネルギー供給拠点としての役割を担っています。 国家備蓄事業においては、出光興産宇部備蓄基地の運営管理を受託し、国が備蓄する原油および石油製品の品質管理と設備の維持管理を徹底しています。緊急放出に備え、大型タンカーが着桟可能なシーバースを周防灘に有しており、国のエネルギー安全保障に貢献しています。 太陽光発電事業では、2015年7月からメガソーラー事業を商業運転しており、発電能力は8,190kW、年間約1,140万kWhの再生可能エネルギーを供給し、これは一般家庭約2,900世帯分の消費電力に相当します。これにより、環境負荷低減と地域社会への貢献を両立しています。 新規事業であるGX西部構想は、2050年カーボンニュートラル達成に向けた同社の戦略的取り組みです。2030年までにカーボンフリーエネルギー供給と資源循環、技術開発・実証の拠点化を目指し、出光興産、山陽小野田市、山口県、地元企業・大学と連携して脱炭素化と地域創生に貢献しています。具体的には、海洋性紅色光合成細菌の大量培養技術の確立に向けたベンチプラント設置や、バイオものづくり関連実証設備の導入を進めており、未来のエネルギー供給と持続可能な社会の実現に向けた挑戦を続けています。同社は、長年の経験とインフラを活かしつつ、新たな技術と事業モデルへの転換を図ることで、地域と共に未来を創造するエネルギー供給企業としての地位を確立しています。
キーワード
決算ハイライト
売上高
44億円
純利益
-69億円
総資産
112億円
KPI
ROE_単体
-480.92% · 2025年3月
10期分(2016/03〜2025/03)
自己資本比率_単体
12.82% · 2025年3月
10期分(2016/03〜2025/03)
ROA_単体
-61.68% · 2025年3月
10期分(2016/03〜2025/03)
従業員数(被保険者)
0人 · 2024年9月
10期分(2023/12〜2024/09)
