代表
東條誠
確認日: 2026年4月17日
巴染工株式会社は、岩手県盛岡市で1908年(明治41年)に創業し、100年以上の歴史を持つ老舗の染物屋です。同社は「伝統と革新」をスピリットに掲げ、積み重ねてきた職人の確かな技術をベースに、デザインから染め、縫製までを自社工場で一貫生産できる強みを持っています。日本の伝統的な染物文化を継承しつつ、現代の感性にフィットする最新技術を駆使した染物まで、あらゆる顧客ニーズに対応しています。 主要な事業内容として、旗、幕、幟、暖簾、風呂敷、タペストリー、神社仏閣幕、販促用バナー、半纏、手拭、ゆかた、タオル、Tシャツ、各種フラッグ、ゼッケン、腕章、アパレル製品などの製造・販売を手掛けています。また、屋外用の看板、横断幕、養生シートといったビニール素材へのプリントも行っています。 同社の染色技術は多岐にわたり、伝統的な手作業による「シルクスクリーン(手捺染)」では、一色ごとに型を作り、職人の経験と感覚で染料を調合し、のれんや浴衣などを鮮やかに染め上げます。日本独自の伝統技法である「注染(ちゅうせん)」は、生地を畳み糊付けし染料を注ぎ込みバキュームで吸い上げることで、ぼかしやにじみといった繊細な表現を両面から可能にし、岩手県で唯一、東北でも数社しか行えない高度な技術として手ぬぐいや浴衣に用いられています。また、色落ちや経年変化を楽しめる「硫化染(りゅうかぞめ)」は、帆前掛けや消防半纏などに活用されています。 最新技術としては、「ダイレクトインクジェットプリント」で生地に直接インクを吹き付け、「昇華転写」で転写紙から熱で染めることで、写真画像やグラデーションを一枚からスピーディーに高画質で表現します。天然繊維向けの「反応インクジェットプリント」は、刺し子や天竺のような厚手の生地にも鮮やかにプリントし、布の質感を活かしたデザインを実現。さらに、日本でも数台しかないイタリア製「平版両面転写機」を導入し、ポリエステル生地への色むらの少ない高品質な両面プリントを可能にしています。ビニール系の素材には「溶剤インクジェットプリント」で、屋外使用に耐える鮮やかな色彩を長期にわたり提供します。 染め上がった生地は、熟練のスタッフが小物雑貨から大判のぼり・横断幕まで、小ロットから大量ロットまで丁寧に裁断・縫製・仕上げを行い、高品質な製品として顧客に提供しています。同社は、オリジナル商品の開発にも力を入れ、刺し子に新たな感性を取り入れたアイテムや、レザー、タイルといった新素材への染色、南部鉄器などの地場産業とのコラボレーションを通じて、染めの新たな可能性を探求し、日本の伝統文化を次世代へ、そして世界へと発信していくことを使命としています。
従業員数(被保険者)
24人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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