代表
小倉隆
確認日: 2026年4月15日
東洋ファスナー株式会社は、精密冷間鍛造品の製造・販売を主要事業とするメーカーです。同社のコア技術である冷間鍛造は、常温の金属に「ものすごい圧力」をかけて思い通りの形に成形する塑性加工技術であり、金属の繊維を切断しないため、切削加工や鋳造、焼結といった他の金属加工技術と比較して、高い製品強度、高速生産性、高精度加工、そして大量生産に適しているという顕著なメリットを有しています。特に、サブミクロン(1万分の1ミリ)レベルの超精密加工を実現する技術力は、業界内で高く評価されています。 同社が手掛ける製品は、主に自動車の小型精密部品に特化しており、自動車のEV化や自動運転化が進む現代において、より小型化、高精度化、複雑形状化が求められる部品のニーズに的確に応えています。具体的な製品例としては、強ねじれ角のダブルギア、内外径公差および同軸度20μm、内径粗さRa0.1を誇る完全ネットシェイプ製品、各種円筒カム、カム付きギアなど、高度な技術を要する部品を多数製造しています。 ビジネスモデルとしては、製品の工程設計から金型設計、高精度な金型製造、そして量産まで、全工程を自社で一貫して担うワンストップ生産体制を確立している点が強みです。特に、素材である円柱形の金属を破損させることなく、正確な寸法と形状で、かつ1秒に1個という驚異的なスピードで部品を量産する「工程設計」のノウハウは、同社の最も重要な優位性であり、「東洋ファスナーでしか不可能」とされるような高度な技術相談が日本全国の大手企業から後を絶ちません。技術の進化を追求するため、試作専用機械、超精密加工機械、専用恒温室といった研究開発設備への積極的な投資も行っています。 売上の97%を自動車部品が占めており、スズキ、ジョイソン・セイフティ・システムズ・ジャパン、ダイハツ工業、アイシン、THK、デンソー、東海理化、日立Astemo、浜名湖電装、愛三工業、豊生ブレーキ工業、美工業、ミネベアアクセスソリューションズ、カヤバ、マキタ、今仙電機製作所、ミツバ、オティックスといった日本を代表する大手自動車部品メーカーや電動工具メーカーを主要取引先としています。これらの顧客からは、技術優良賞、VE推進賞、品質優良賞など数々の表彰を受けており、その技術力と品質の高さが証明されています。同社は完全独立系企業として、特定の親会社や大手メーカーに依存することなく、自社の卓越した技術力のみを武器に、約60年もの長きにわたり日本のものづくり産業を支え続けています。
従業員数(被保険者)
132人 · 2026年5月
9期分(2025/09〜2026/05)
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