名北工業株式会社は、1947年の設立以来、日本のものづくりを支える基盤素材である高級冷間圧造用鋼線の製造を主要事業としています。同社は、世界最高品質を誇る神戸製鋼所製の線材を原材料とし、熱処理、酸洗皮膜、伸線といった独自の加工工程と長年培ったノウハウを組み合わせることで、自動車のエンジン周りや足回りなどの重要保安部品、さらには航空機部品といった人の命に関わる分野で求められる、強靭で加工しやすい高精度な鋼線を多品種少量・短納期で提供しています。炭素鋼、ボロン鋼、合金鋼、アルミニウム、ステンレスなど幅広い鋼種に対応し、お客様の多様なニーズに応じた品質設計を行っています。 2010年からは航空機事業にも進出し、自動車業界で培った高度な技術力を活かしています。同事業では、海外からAMS規格に適合した材料(ステンレス鋼、低合金鋼など)を調達し、在庫販売およびお客様の要望に応じた高精度な切断加工(丸棒、アルミ用)を提供することで、迅速な納期対応と小ロット供給を実現しています。さらに、航空機部品加工における特殊工程である非破壊検査体制を構築し、2018年にはNadcap認証(蛍光浸透探傷検査)を取得するなど、航空宇宙分野の厳しい品質要求に応えています。 同社の強みは、企業風土である「4S1K」(整理・整頓・清掃・清潔・規律)をベースとした現場力と、お客様志向の徹底にあります。品質管理においては、「自工程完結活動」による品質の作り込み、バーコードシステムを活用した異材防止とトレーサビリティの確保、材料ハンドリング時のキズ防止対策、統計的手法を用いた水準管理、そして最終製品検査における自動判定システムを導入し、徹底した品質保証体制を確立しています。これらの取り組みにより、2013年にはデミング賞を受賞し、2014年には航空宇宙分野の品質マネジメントシステム「JIS Q 9100」も取得しています。お客様の「うまく形状が出ない」「金型寿命を改善したい」といった具体的な課題に対し、加工工程の見直しや最適な素材選定、酸洗皮膜のコントロールなど、技術的なソリューションを提供することで、高い信頼を得ています。
従業員数(被保険者)
206人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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