代表取締役
小川文男
確認日: 2026年4月17日
株式会社竺仙は、天保13年(1842年)創業の老舗呉服屋であり、江戸時代から続く伝統的な染め技術を継承し、主に浴衣と江戸小紋の企画、生産、販売を一貫して手掛けるSPA型企業です。同社は「江戸」をこだわりの中核に据え、江戸染浴衣の独特な技術を活かし、浴衣から江戸小紋へとその名を馳せ、歌舞伎の世界にまで足跡を残すほどの実績を誇ります。 主要な事業内容は、多岐にわたる浴衣と江戸小紋の製造販売です。浴衣においては、長板中形、注染、引き染め、先染め、ローケツ染め、しごき染めといった伝統的な染色技法を駆使し、特岡、コーマ、縮、紬、綿芭蕉、麻、絹紅梅、綿紅梅、奥州絣、綿絽など多様な生地を用いた約50アイテム、1000柄もの製品を展開しています。特に長板中形は、約7mの板に生地を張り、表裏別々に糊置きを行い藍甕で浸染する高度な技術を要し、「裏が返る」と呼ばれる完璧な柄合わせが真骨頂とされています。 江戸小紋は、武士の裃(かみしも)にルーツを持つ定小紋から発展し、森羅万象を柄に取り込む庶民の企画力によって多様なデザインが生まれました。同社の江戸小紋は、現代の名工を含む手付け職人のみが手掛ける「手付け小紋」であり、職人の息遣いが作品に表れる繊細な味わいを追求しています。現在流通する江戸小紋の多くがスクリーン染めや枠染めである中、同社鑑製の品は全て手付け小紋である点が大きな強みです。縞小紋、敷松葉、菊尽くし、玩具散し、紗綾形に群れ千鳥、万筋に雪輪、流水に千鳥、七転八起、鹿と紅葉、きつね、麻の葉模様など、季節や縁起をテーマにした多彩な柄を提供しています。 さらに、同社は和装品だけでなく、おふきん、お手ぬぐい、お膳掛け、お風呂敷、一筆箋、籠行燈、そして「竺仙の器」と称するガラス挟み込みの角皿など、日々の暮らしを彩る和装小物や雑貨も展開しています。これらの逸品も、着物や浴衣地に使われてきた伝統的な柄ゆきや意匠美を活かしており、和装を着る機会が少ない顧客層にも、竺仙の美意識を身近に感じてもらえるよう工夫されています。同社の製品は、その品質と伝統技術が評価され、有名百貨店や高級呉服専門店で取り扱われるほか、多数の雑誌にも掲載されています。顧客層は、伝統的な和装を愛好する通人社会から、現代のライフスタイルに和の彩りを取り入れたい一般消費者まで幅広く、特に「竺仙鑑製」の文字に込められた品質への覚悟と、能衣装、古代紋様、正倉院紋様、宗達・光琳の創作再現に意を注ぐ現当主の姿勢が、同社のブランド価値を高めています。
従業員数(被保険者)
14人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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