代表
吉田拓史
確認日: 2025年11月6日
株式会社伊場仙は、天正18年(1590年)に徳川家康と共に江戸に上がった浜松の商人、伊場屋勘左衛門によって創業された、400年以上の歴史を持つ老舗企業です。創業当初は幕府御用達として和紙、紙製品、竹製品などを手掛けていましたが、江戸後期には団扇の製造販売を開始し、歌川豊国、歌川国芳、歌川広重といった著名な浮世絵師を版元として迎え、浮世絵を刷り込んだ団扇で人気を博しました。同社は現在も、日本の伝統文化、特に江戸文化の継承に力を注ぎ、扇子、うちわ、飾り扇子を主要な事業として展開しています。 同社の製品は、厳選された国産の竹、和紙、繊維を素材とし、熟練した職人の手によって一つひとつ丁寧に作られています。製品デザインには江戸のデザインや色を取り入れ、「粋」で大胆な江戸扇子をはじめ、和紙を染料で染め職人の手描きで細い線を施した「しけびき扇子」、柿渋を用いた丈夫な「柿渋扇子」、雅な印象の「絹扇子」など、多種多様な扇子を提供しています。また、スペインの老舗カルボネル社とのコラボレーション扇子「VALEDO/ヴァレド」や、フランス人デザイナーJacques Averna氏とのコラボレーションによる干支モチーフの江戸扇子など、国内外のクリエイターとの協業も積極的に行い、伝統と革新を融合させた製品開発にも取り組んでいます。 うちわについても、浮世絵をあしらった「浮世絵うちわ」や、季節の風物詩として親しまれる「大満月うちわ」などを手掛け、日本の夏の文化を彩っています。インテリアとして飾る「飾り扇子」は、末広がりの形で繁栄や招福の象徴として、季節の絵柄や縁起物を描いたものが人気です。個人顧客向けには、オンラインストアや日本橋本店での販売に加え、名入れサービスを提供し、送別や新生活のギフトとしても最適です。法人顧客向けには、オリジナル扇子・団扇の制作(ODM)を承っており、企業のプロモーションや記念品としての需要に応えています。 さらに、同社は浮世絵版元としての歴史的役割も重視しており、伊場仙ビル1階には浮世絵ミュージアムを設け、年4回展示を入れ替えることで、江戸の反骨精神やユーモラスな文化を現代に伝えています。同社が制作した浮世絵は、大英博物館、ボストン美術館、メトロポリタン美術館、ゴッホ美術館など、国内外の著名な美術館に多数所蔵されており、その歴史的価値と実績は高く評価されています。日本各地の職人との連携を通じて伝統工芸文化の継承にも貢献し、国内外への文化発信にも積極的に取り組んでいます。
従業員数(被保険者)
2人 · 2024年4月
5期分(2023/12〜2024/04)
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