アサヒボンド工業株式会社は、昭和40年3月の創業以来、半世紀以上にわたり土木・建築コンクリート構造物等の補修・改修材料の製造販売および関連工事の請負を手掛ける専門メーカーです。同社は、コンクリート構造物の長寿命化と快適な住環境づくりに貢献するため、調査・診断体制の確立、用途別の材料・施工法の開発、そして全国規模での施工体制の拡充を事業の三つの柱としています。 主要な事業領域としては、まず防水材・塗床材の密着安定性を高めるための下地調整材の提供があります。具体的には、水性エポキシ樹脂を混和液としたセメント系下地調整塗材「レジアンダー」シリーズを展開し、ピンホールやフクレ等のトラブルを防止し、各種既存下地への堅固な付着を実現します。次に、加硫ゴムシートの部分的な剥がれ補修や、既存ゴムシートの上にウレタン防水を塗り重ねる「ゴムシート防水補修EP工法」を提供し、高耐久性複合防水を実現します。鋼構造物の錆から長期的に保護する塗り替え用防錆材「アンダーフィックス」も主力製品の一つで、薄い塗膜の下に安定した不動態皮膜を形成し、腐食を助長する物質を吸着無害化する独自の技術を有しています。 さらに、コンクリート・モルタルの欠損部補修材として軽量エポキシ樹脂モルタル「アサヒボンドBE2」や速硬化型軽量樹脂モルタル「速モル」を提供し、鉄筋の発錆や躯体の挙動による破壊箇所の修復を行います。モルタル・タイル仕上げの浮き補修においては、特許取得の「プレスダウングラウト工法」や「PDピンニングエポキシ樹脂注入工法」を展開し、意匠性を損なわずに広範囲の浮きを確実かつ効率的に補修します。特に「アサボン弾性G」は、日本初のタイル浮き注入用弾性接着剤として、躯体と仕上げ材のひずみ差を吸収し、剥離・剥落を防止する画期的な製品です。 コンクリート・モルタルのひび割れ補修には、自動式低圧樹脂注入工法「スクイズ工法」や柔軟性を持つエポキシ樹脂系接着剤「アサヒボンド556L」など、微細なひび割れから構造上の欠陥を防ぐ多様な材料と工法を提供しています。その他、タイル部分張り替え工法、鋼材接着補強工法、連続繊維シート補強工法、アンカーボルトの埋め込み、新旧コンクリートの打継ぎ、そしてコンクリート構造物の腐食や劣化に対する防食・機能回復を目的とした無溶剤型エポキシ樹脂ライニング工法など、多岐にわたる補修・改修ニーズに対応しています。 同社の強みは、半世紀以上にわたる製品製造実績と、広島原爆ドーム保存工事をはじめとする数々の歴史的建造物や高速道路トンネルの内装タイル張り工事への採用実績に裏打ちされた高い技術力です。また、全国の優れた土木建築補修施工業者で組織される「アサヒボンド工業会」を通じて、新材料・新工法の開発・普及、施工技術の向上、そして製造・販売・施工の一貫した体制を構築しており、大手にはない小回りの利いた良質なサービスを提供することで、顧客一人ひとりの課題解決に貢献しています。
従業員数(被保険者)
14人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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