事業概要
ポートラインサービス有限会社は、大分県佐伯市に本拠を置く企業で、豊後水道の豊かな水産資源を活かした水産加工品の製造・販売と、鮮魚・活魚配送を含む総合貨物運送業を二つの柱として事業を展開しています。同社の食品加工部門では、「青物王国」という屋号のもと、豊後水道で獲れた新鮮な魚介類を加工し、大分県の郷土料理である「りゅうきゅう」(漬け料理)を中心に、多様な水産加工品を製造・販売しています。特に、漁場である豊後水道の速い潮流で育った身の引き締まった魚を厳選し、水揚げ後3時間以内に自社工場で活き〆、アルコールブライン凍結機で-32℃の瞬間凍結を行うことで、最高鮮度を保ったまま製品化する点に強みがあります。これにより、家庭で手軽に本格的な大分の味を楽しめる「りゅうきゅう」シリーズ(鰤、鯛、鯖、鰯、かぼすブリ、本鰹たたき、キハダマグロ、シイラ、潤目鰯、ニベ、炙り魳、間八、豊後水道本鮪、伊佐木、ぜんご、魳など)や、魚味噌(鰤みそ、鯛みそ)などを全国の個人顧客や法人顧客に提供しています。 同社は、日本の魚食文化の発展と地域の港の活性化を目指し、「青物王国」ブランドの全国および世界への発信にも注力しています。その活動の一環として、東京タワーでの大規模PRイベント「おんせん県大分地獄蒸し祭りin東京タワー」を11年以上にわたり企画・実施し、大型寿司トレーラー「すし寅」で新鮮な魚を東京へ直送し握り寿司を振る舞うことで、大分の魚を広くPRしています。また、アメリカ独立記念日のパーティーで大分県の郷土料理「りゅうきゅう」を振る舞い、日本の魚食文化を世界に紹介する実績も持ちます。これらの取り組みは、大分県の水産業界全体を盛り上げ、豊かな漁場を未来へつなぐという同社の使命感を反映しています。2024年には「BUNGOギフト」が日本ギフト大賞2024大分賞を受賞するなど、その品質と取り組みが高く評価されています。 一方、運送部門では、一般貨物自動車事業、第一種利用運送事業、ドレッヂ(トレーラー)業務、鮮魚(活魚)配送、産業廃棄物収集運搬(特別管理産業廃棄物を除く)など、幅広い輸送サービスを提供しており、全国各地の港と顧客をつなぐ総合貨物運送業者としての役割も担っています。この運送事業は、水産加工品事業における鮮度維持と全国配送の基盤ともなっており、両事業が連携することで、豊後水道の恵みを新鮮なまま全国に届けるというビジネスモデルを確立しています。
キーワード
KPI
従業員数(被保険者)
22人 · 2026年4月
28期分(2023/12〜2026/04)
