代表取締役社長
植田憲高
確認日: 2026年4月23日
日本精鉱株式会社は、1935年に兵庫県養父市の中瀬金山の再開発を目的に設立され、金とともに産出していたアンチモンの用途開発を拡大し、現在ではアンチモン製品の国内トップメーカーとして、高品質な製品を国内外に供給しています。同社の事業は主に「アンチモン事業」「金属粉末事業」「その他事業」の3つのセグメントで構成されています。 アンチモン事業では、プラスチック製品や繊維製品の難燃助剤、ポリエステルの重合触媒として広く利用される三酸化アンチモンを主力製品とし、国内市場で約70%のトップシェアを誇ります。同社は、用途や要求に応じた最適な粒子径(20nmから10μm)の三酸化アンチモンや、マスターバッチ、ウエットタイプ、水分散タイプといった特殊加工製品を提供し、自動車、家電、産業機械、住宅などの幅広い分野で製品の安全性向上に貢献しています。また、ブレーキパッドの減摩材として使用される三硫化アンチモン、エンジニアリングプラスチック向け難燃用途のアンチモン酸ソーダ、半導体や各種合金用の金属アンチモンなども製造・販売しています。中国市場では、子会社の日銻精礦(上海)商貿有限公司を通じてアンチモン製品の販売と原料調達を行っており、グローバルな供給体制を確立しています。 金属粉末事業は、連結子会社の日本アトマイズ加工株式会社が担っており、独自の「水アトマイズ法」を用いて、電子部品向け導電ペースト用の銅粉・貴金属粉、パワーインダクタ用の軟磁性材としての鉄系合金微粉、精密モーター軸受などに使われる粉末冶金用銅系非鉄金属粉などを製造・販売しています。この水アトマイズ法は、高圧水で溶融金属を瞬時に粉砕・急冷凝固させることで、粉末の成分、形状、密度、粒度などを高度に制御できる強みを持っています。これらの金属粉末は、積層セラミックコンデンサー、パワーインダクタ、小型モーターの軸受など、自動車や通信機器の精密電子部品に幅広く採用されています。 その他事業では、自動車ブレーキパッドの固体潤滑剤として硫化アンチモンの代替材となる硫化スズなどの各種金属硫化物「SULMICSシリーズ」の製造・販売、および関連製品の開発を行っています。硫化スズはリチウムイオン電池の負極材料や全固体電池の固体電解質原料としても注目されており、同社は市場ニーズに合わせた商品開発を進めています。さらに、ハロゲンやアンチモンを含まない複合難燃剤「STEMシリーズ」も提供し、環境配慮型の製品ラインナップを拡充しています。2024年には高糖度トマトの養液ハウス栽培事業「minoriファームやぶ」を開始するなど、新規事業の創出にも挑戦しています。同社はISO14001およびISO9001の認証を取得し、環境と品質の両面で高い基準を維持しながら、独自の技術力と安定供給体制を基盤に、社会の持続的発展に貢献する企業グループを目指しています。
売上高
252億円
純利益
25億円
総資産
209億円
ROA_連結
11.73% · 2025年3月
10期分(2016/03〜2025/03)
ROA_単体
17.25% · 2025年3月
10期分(2016/03〜2025/03)
EPS
907円 · 2025年3月
10期分(2016/03〜2025/03)
従業員数
84人 · 2025年3月
10期分(2016/03〜2025/03)
ROE_単体
31.49% · 2025年3月
10期分(2016/03〜2025/03)
ROE_連結
20.58% · 2025年3月
10期分(2016/03〜2025/03)
自己資本比率_単体
54.79% · 2025年3月
10期分(2016/03〜2025/03)
自己資本比率_連結
56.99
このデータをAIで活用
Claude / ChatGPT / Cursor などの MCP 対応クライアントから、日本精鉱株式会社の決算公告・登記履歴・役員・関係企業・知財・政府調達などの構造化データを直接取得できます。無料 20 クレジット/月で利用可能、9 種類のツールを提供。
接続方法を見る10期分(2016/03〜2025/03)
配当性向
22% · 2025年3月
7期分(2019/03〜2025/03)
1株当たり配当金
200円 · 2025年3月
7期分(2019/03〜2025/03)
平均年間給与
572万円 · 2025年3月
7期分(2019/03〜2025/03)
平均勤続年数
17年 · 2025年3月
7期分(2019/03〜2025/03)
役員報酬総額
1.2億円 · 2025年3月
6期分(2020/03〜2025/03)
発行済株式総数
261万株 · 2025年3月
10期分(2016/03〜2025/03)
平均年齢
44歳 · 2025年3月
7期分(2019/03〜2025/03)
女性管理職比率
11.1% · 2025年3月
2期分(2024/03〜2025/03)
BPS
2,880円 · 2025年3月
10期分(2016/03〜2025/03)
女性役員比率
10% · 2025年3月
7期分(2019/03〜2025/03)
PER
5倍 · 2025年3月
7期分(2019/03〜2025/03)
設備投資額
3.4億円 · 2025年3月
7期分(2019/03〜2025/03)
男性役員数
9人 · 2025年3月
7期分(2019/03〜2025/03)
女性役員数
1人 · 2025年3月
7期分(2019/03〜2025/03)
男女賃金格差(非正規雇用)
67.4% · 2025年3月
2期分(2024/03〜2025/03)
男性育休取得率
60% · 2024年3月
1期分(2024/03〜2024/03)
株主総利回り
292.5% · 2025年3月
6期分(2020/03〜2025/03)
男女賃金格差(正規雇用)
83.6% · 2025年3月
2期分(2024/03〜2025/03)
男女賃金格差(全体)
73.8% · 2025年3月
2期分(2024/03〜2025/03)
従業員数(被保険者)
95人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)