- 法人番号
- 3010405017619
- 所在地
- 東京都 港区 三田2丁目14番5号
- 設立
- 企業スコア
- 32.0 / 100.0
代表取締役
中村慎助
確認日: 2026年4月17日
一般社団法人日本金融ジェロントロジー協会は、長寿高齢化社会が抱える課題、特に加齢に伴う認知機能の低下による適切な消費、資産管理、運用が困難になる問題に対し、金融業界全体で対応できる知識と情報を普及させることを目的として2019年4月1日に設立されました。同協会は、医学、心理学、経済学など学際的な知見を統合した「金融ジェロントロジー」の普及を通じて、高齢者の経済活動を支援し、社会全体の利益に貢献することを目指しています。 主な活動内容として、まず「オンライン動画研修」を提供しています。これは「資格認定試験受験者用エッセンシャル金融ジェロントロジー」と題され、高齢者の心理、身体・感覚器官の変化、認知症に関する知識、資産管理の理論と技術、意思決定支援の仕組み(後見、信託)など、多岐にわたる専門知識を習得できる内容です。ドコモgaccoプラットフォームを活用し、27本の動画で構成される405分の研修を提供しており、金融機関職員が高齢顧客に寄り添ったアドバイスができる担い手となることを支援しています。 次に、「ワーキング・グループ等の活動」を通じて、高齢者対応の現場における具体的な課題解決に向けた検討を行っています。金融包摂社会の実現に向けた意見交換会や、福祉と金融の連携強化に関する意見交換会を定期的に開催し、その検討結果は報告書として対外的に情報発信されています。例えば、「法人特別会員ワーキング・グループ報告書」では、認知判断能力が低下・喪失した顧客の預金引出・金融商品売却依頼への対応や、社会福祉関係機関と金融機関の連携の可能性について提言しています。 さらに、「資格認定制度」を運営し、研修を修了し認定試験に合格した者に「金融ジェロントロジスト」または「日本金融ジェロントロジー協会認定会員」の称号を付与しています。これにより、高齢顧客に適切な金融サービスを提供するための高い知見と倫理観を持つ専門家を育成・認定し、その社会的責任を果たすための「行動憲章」も制定しています。この憲章では、誠実・公正な職務遂行、高齢者の立場に立った金融商品・サービスの提供、金融サービスへのアクセス環境整備、法令諸規則等の遵守を協会員に求めています。 同協会は、金融庁の「金融行政方針」における高齢者関連施策へのサポートや、内閣府の「高齢社会対策大綱」に関する情報発信・セミナー開催、日本証券業協会による「家族サポート証券口座」制度要綱の取りまとめへの貢献など、政策提言や業界連携にも積極的に取り組んでいます。また、慶應義塾大学ファイナンシャル・ジェロントロジー研究センターとの共催でシンポジウムを開催し、研究成果の普及にも努めています。これらの活動を通じて、同協会は金融業界における高齢者対応の質向上と、長寿社会における金融包摂の実現に貢献しています。
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