代表取締役社長
加藤弘之
確認日: 2026年4月1日
株式会社カトーは、1961年の創業以来、ものづくり産業を支える鋳物専門製造業として、技術革新と品質向上に努めてきました。同社は、薄肉・厚肉が共存する鋳鉄品や、コールドボックスマシンによる中子造型システムを駆使した複雑形状の鋳物を得意としており、独自の材質制御技術と高度な鋳造技術により、技術的難易度の高い製品の製造を実現しています。主要な事業内容としては、エレベーター用部品、半導体製造設備部品、熱間成形用金型、ポンプ部品、都市ガス用ボールバルブ部品、コンプレッサー用部品、印刷機械部品、その他一般産業機械部品など、多岐にわたる産業機械向け鋳鉄品の製造・供給を行っています。 同社の強みは、ねずみ鋳鉄(FC250~FC350)からダクタイル鋳鉄(FCD450~FCD900)まで幅広い材質に対応し、特に独自開発した高性能ダクタイル鋳鉄「KFCD」は、黒鉛結晶の制御技術により、肉厚感度や白銑化の影響を小さくし、高い延性、靱性、疲労強度、優れた切削性を実現しています。KFCDは、鋳鍛鋼品からの代替も可能であり、火力発電所用動翼や超高層・最高速エレベーター用メインシーブなど、高い信頼性が要求される重要保安部品に採用され、2019年にはKFCD900使用のエレベーターが世界最高速としてギネス世界記録に認定される実績を持ちます。また、2005年にはKFCD技術で日本鋳鉄工業会「滝澤賞」を受賞しています。 同社は、試験研究センターを設け、熱力学計算ソフト「Thermo-Calc」や湯流れ凝固シミュレーションソフト「ADSTEFAN」などを活用し、鋳鉄素材や造型技術の研究開発に注力しています。これにより、お客様の多様なニーズに応じた強度、耐摩耗性、摺動性、切削性などの特性を持つ鋳鉄材料の開発を可能にしています。製品開発においては、開発を含む試作対応から量産までの一貫生産体制を構築しており、設計・試作段階から量産立ち上げまでのリードタイム短縮に貢献しています。品質保証体制も徹底しており、引張・硬さ試験、金属組織試験に加え、UT(超音波探傷検査)やPT(液体浸透探傷検査)にも対応し、重要保安部品の鋳造実績を多数有しています。お客様の課題解決にも積極的に取り組み、鍛造材からの代替によるコスト削減や軽量化、消耗部品の長寿命化、溶接構造部品の一体鋳造化、増産対応など、具体的な改善提案と実現を通じて、顧客企業の競争力強化に貢献するビジネスモデルを展開しています。
従業員数(被保険者)
36人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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