代表
丸山欽也
確認日: 2025年11月20日
丸山繊維産業株式会社は、1930年の創業以来、奈良蚊帳の伝統技術を継承し、その染織技術を基盤とした多角的な事業を展開しています。同社の最大の強みは、蚊帳の粗目織物における準備工程から製織、染色、樹脂加工、仕上加工、縫製加工に至るまでの一貫生産体制を自社工場内で確立している点にあります。この体制により、月産約50万mの蚊帳生地を安定供給し、多様な顧客ニーズに応じた試作や開発、小ロット生産、そして生地の風合い調整を柔軟に行うことが可能です。 主要事業として、まず「染織整理加工」があります。ここでは、伝統的な蚊帳織り技術を応用し、農業用寒冷紗や工業用繊維資材、さらにはトヨタ自動車向けのシート用吊り布といった産業資材の製造販売を手掛けています。また、塩ビ床材の裏張り基布やラミネート基布など、特殊な用途にも対応しています。 次に、「ギフト包装資材販売」では、自社ブランド「マルラップ®」を展開。寒冷紗の染織一貫生産体制を応用し、繊維、不織布、フィルム、紙、紙紐素材を中心としたギフト&ラッピング資材を企画・製造・販売しています。OPPフィルム事業も手掛け、花材卸売業者や包材卸売業者を主要顧客としています。 さらに、自社ブランド「ならっぷ®」を通じて、奈良蚊帳の伝統と現代の感性を融合させたライフスタイル商品を展開しています。吸水性・速乾性に優れた多目的エコクロス「Nawrap Multipurpose Eco Cloth」をはじめ、「蚊帳の夢ふきん」や「絵便りふきん」などのキッチン・生活雑貨、ベッド&バス用品、オーガニック製品などを企画・製造・販売しており、国内のライフスタイルショップや直営店「ねっとわーくぎゃらりー ならっぷ®」のほか、北米を中心とした海外市場にも積極的に輸出しています。 同社は、ジャスト・イン・5のかんばん生産方式を導入することで、過剰在庫の撲滅と在庫半減を実現し、効率的なものづくりを推進しています。また、顧客からのフィードバックを新商品開発に活かすビジネスモデルを構築しており、OEMサービスとしてオリジナルプリントふきんや蚊帳パーテーションの制作も手掛け、幅広い企業や美術館などから実績を重ねています。これらの事業を通じて、同社は奈良の伝統産業を次世代に継承しつつ、新たな価値創造に挑戦し続けています。
従業員数(被保険者)
23人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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