一般社団法人釧路聴力障害者協会は、1957年に創設された釧路市内、釧路管内及び根室管内一部地域に居住する聴覚障害者(主にろう者)の当事者団体です。同協会は「聞こえる人も聞こえない人もみんな手話でつながる」社会の実現を目指し、聴覚障害者の社会への「完全参加と平等」をミッションに掲げています。主な活動として、聴覚障害者の仲間が集い語り合う場の提供、そして2016年に開設した就労継続支援B型事業所「手と手」の運営があります。ここでは、一般企業への就労が困難な聴覚障害者に対し、木工製品、縫製品、クッキーやシフォンケーキなどの製造を通じて働く喜びを提供しており、ろう学校で培われた優れた職業技術を持つ利用者が活躍しています。2023年7月には施設を増築移転し、同時に「聴覚障害者支援センター」を開設。聞こえない人々の様々な困りごとへの対応や、独自の地域活動支援事業として「元気交流会」を毎月開催し、地域生活をサポートしています。 同協会は、ろう者の暮らしと権利を守る運動にも注力しており、1973年には「釧路手話の会」を創設。釧路市における「ろうあ者相談員」や「手話通訳者」の設置を実現しました。また、全国の仲間と連携し、「民法11条の改正」「自動車の運転免許取得」「差別法規の撤廃」「手話通訳の制度化」といった運動で大きな成果を上げてきました。近年では、「国連障害者権利条約」や「障害者基本法」で手話が言語として認められたことを受け、「(仮称)手話言語法」の制定を国に求める運動を推進。地方自治体への働きかけにより、2017年には釧路市手話言語条例、2025年12月には中標津町手話言語条例の制定を実現し、ろう者の母語である手話の普及と手話を使いやすい環境整備に貢献しています。さらに、釧路市や釧路町、中標津町などで手話奉仕員養成講座を開催し、手話学習者の育成にも力を入れています。耳の日記念事業として手話フェスティバルを開催するほか、ソフトバレーボールやパークゴルフなどの同好会活動、蝦夷太鼓同好会の公演、フリーマーケットなど、多岐にわたる地域密着型のイベントを通じて、聴覚障害者と市民との交流を促進しています。釧路市身体障害者福祉センターへの手話通訳派遣依頼窓口の案内や、ろうあ者相談員・設置手話通訳者の予定表公開を通じて、情報保障の充実にも努めています。
従業員数(被保険者)
9人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
このデータをAIで活用
Claude / ChatGPT / Cursor などの MCP 対応クライアントから、一般社団法人釧路聴力障害者協会の決算公告・登記履歴・役員・関係企業・知財・政府調達などの構造化データを直接取得できます。無料 20 クレジット/月で利用可能、9 種類のツールを提供。
接続方法を見る