代表取締役
関晋司
確認日: 2026年4月15日
株式会社丸世酒造店は、長野県中野市に拠点を置く、1870年(明治3年)創業の老舗酒蔵です。初代が「世の中が丸くなりますように」との願いを込めて「丸世」と名付け、以来五代にわたり、地域社会と共に高品質な日本酒を醸し続けています。同社の酒造りの最大の特徴は、戦前まで一般的であったものの、現在では長野県内で唯一、全国でも数蔵しか行わない伝統製法「もち米四段仕込」です。この製法では、通常の三段仕込みの後に蒸したもち米を四段目として加えることで、もち米由来の豊かな旨みとコク、そして飽きのこない酒質を実現しています。特に平成18年からは、蒸したて熱々のもち米を投入することで酵母の活動を再活性化させ、より複雑で個性的な味わいを追求しています。同社が目指すのは「舌先でほんのり甘みを感じる辛口」の酒であり、冷やでも燗でも美味しく楽しめる骨格のしっかりとした日本酒を提供しています。 原料米には、長野県産の酒造好適米「ひとごこち」「金紋錦」「山恵錦」を地元中野市や信濃町の契約農家から調達し、もち米には信濃町産の「ヒメノモチ」を使用しています。仕込み水には、志賀高原の雪溶け水を井戸から汲み上げ、さらに信州大学の手嶋研究室が開発した「信大クリスタル®︎」を用いて濾過することで、酒造りに最適なミネラルバランスを保ちつつ、鉄分などの不要な成分のみを除去した理想の水質を実現しています。 主要な商品ラインナップとしては、代表銘柄である「勢正宗」を冠した「勢正宗Carp Series」があり、鯉の滝登りをシンボルに、酒米や酵母、もち米の特徴を活かした多様な純米酒を展開しています。また、信州大学との共同開発による「信大仕込」は、「信大クリスタル®︎」と「もち米熱掛四段仕込」を融合させ、有用乳酸菌PP165と信州大学農学部のコシヒカリ・もちひかりを原料とした純米吟醸酒として、これからの時代を見据えた逸品です。さらに、信州中野産の果実(シャインマスカット、はちみつ、りんご)を副原料に使用した「白と果(はくとか)」シリーズは、米と果実の調和による新しい日本酒の価値を提案しています。その他、伝統的な「勢正宗」の普通酒や本醸造、地元流通主体の「旭の出乃勢正宗」、そして「59醸」とのコラボレーション酒など、幅広い顧客層のニーズに応える商品を展開しています。これらの商品は、オンラインショップのほか、長野県内を中心に北海道から広島県まで全国各地の取扱店を通じて販売されており、日本酒愛好家から新しい味わいを求める層まで、多くの消費者に支持されています。同社は、伝統技術と革新的な技術を融合させながら、地域資源を最大限に活用し、日本酒文化の発展と地域社会の活性化に貢献しています。
従業員数(被保険者)
2人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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