代表
小倉久英
確認日: 2026年4月17日
小倉織物株式会社は、1895年創業の石川県小松市に拠点を置く、100有余年の歴史を持つ老舗織物企業です。同社は「日本で唯一の後染洋装専門のシルクジャガード職人工房」として、伝統的な絹ジャガード織りの技術を現代に継承しています。主要事業は、広巾シルク100%ジャガード、ドビー、無地織物の製造販売であり、後染めの織物を主体とし、パネル柄、裏切り、突っ切り、紋紗、フクレ織りといった高度な織り技術を駆使しています。また、抗菌・防臭・接触冷感などの機能加工を施した製品も手掛けています。シルクだけでなく、レーヨン、ナイロン、ポリエステル、アクリル、麻、毛、綿などを緯糸に用いた広巾シルク交織織物や、ポリエステル・ナイロンを縦糸とする合繊複合ジャガード織物も製造し、多様な素材に対応しています。 同社の強みは、日本国内で希少となった1960年代の織機を現役で使用し、熟練の職人による手作業と技術で緻密なデザインを生地に織り込む点にあります。この卓越した技術力は、皇室への献上品や、1953年のエリザベス女王戴冠祝賀の贈答品、2020年東京オリンピック公式スカーフ、パリコレクションのドレス、ヨウジヤマモトと「鬼滅の刃」コラボレーション着物など、国内外のハイブランドや著名なプロジェクトに採用されてきた実績に裏打ちされています。 2023年7月には初のファクトリーブランドを立ち上げ、ECサイトでの生地端切れ販売や、BEAMS JAPANとのコラボレーションによるストール、洋服の青山やスーツスクエアでのネクタイ販売、さらにはシルクと綿を組み合わせた日本製ヒジャブ、抗菌防臭効果のある絹ピローケース、そしてSDGs型ファッションアイテム「Kinu-Glass」(サングラスフレームに最高級シルクを貼った“かけない”サングラス)など、多角的な商品展開を進めています。これらの取り組みは、クラウドファンディングを通じて資金調達を行うなど、新たなビジネスモデルも積極的に導入しています。石川県デザイン賞や北陸放送株式会社社長賞を受賞するなど、そのデザイン性と技術力は高く評価されており、年に一度の工場見学イベント「GEMBAプロジェクト」を通じて、一般消費者にもものづくりの現場を公開し、伝統技術の普及にも貢献しています。
従業員数(被保険者)
4人 · 2026年5月
29期分(2023/12〜2026/05)
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