事業概要
公益財団法人ヒロセ財団は、かつて「公益財団法人ヒロセ国際奨学財団」として設立され、日本の経済大国化と国際的な相互依存関係の高まりの中で、特にアジアの発展に貢献する責務を果たすべく、日本の大学等で学ぶ経済的に困難な留学生を支援することを目的としています。同法人は、ヒロセ電機株式会社創業者夫人である廣瀬静江氏からの多額の寄付を基本財産として、1995年1月30日に設立されました。 同法人の主要な活動は、以下の三つの事業を柱としています。第一に、奨学援助事業です。これは、アジア諸国から日本へ留学する学生に加え、近年では日本人学生も対象とした「ヒロセ研究者育成プログラム」を創設し、次世代を担う優秀な人材の育成に貢献しています。奨学金は学部生には月額18万円、大学院生には月額20万円が支給され、毎年多数の学生が支援を受けています。この事業の一環として、奨学金贈呈式や、全国各地を巡る研修旅行を含む奨学生交流会を定期的に開催し、奨学生間の親睦と視野の拡大を促進しています。 第二に、研究助成事業です。これは、日本の大学や研究機関に所属する45歳以下の若手研究者(ポスドク、研究員、助教、講師など)を対象に、研究活動を支援するものです。自然科学、社会科学、人文科学といった幅広い分野を対象としつつ、特に電気・電子工学、機械工学、通信工学、表面工学といった分野の研究を奨励しています。助成額は1件あたり最大500万円で、アジア諸国からの研究者が共同研究者に含まれる体制も歓迎されており、国際的な研究交流の促進にも寄与しています。 第三に、顕彰事業「ヒロセ賞」です。財団設立25周年を記念して2020年に新設されたこの賞は、情報・通信・電気・電子工学関連分野において顕著な業績を上げた日本国籍の研究者を対象としています。受賞者には賞状、賞牌、そして副賞として3,000万円が贈呈され、日本の学術・科学技術の発展に貢献した功績を称えています。 これらの事業を通じて、同法人は学術研究の進展と国際的な人材育成に貢献し、社会全体の発展に寄与することを目指しています。奨学生や研究者への経済的支援に留まらず、交流活動を通じて彼らの人間的成長を促し、将来のリーダー育成に力を入れている点が特徴です。
キーワード
決算ハイライト
純利益
0円
総資産
628億円
KPI
従業員数(被保険者)
1人 · 2026年4月
7期分(2025/09〜2026/04)
自己資本比率_単体
99.93% · 2022年3月
7期分(2016/03〜2022/03)

