株式会社全溶は、鉄道の安全かつ安定した輸送を支えるレール溶接を専門とする企業です。同社は、レール同士を溶接で接続する特殊な技術を駆使し、摩耗・損傷したレールや分岐器材料の部分交換、ロングレール化、ロングレール交換などの工事を昼夜問わず実施しています。主要な溶接法として、突合せ部を加圧しながらガス炎で加熱するガス圧接、溶鋼を鋳型に流し込むテルミット溶接(ドイツ製GS、フランス製PLJ)、被覆アーク溶接棒による手溶接のエンクローズアーク溶接、大電流で加熱し強圧で接合するフラッシュバット溶接など、全てのレール溶接法に対応しています。これらの作業は、溶接後すぐに十数トンの列車荷重を支え、かつ車輪との接触面をコンマ数ミリの精度で削正する必要があるため、迅速性と高い溶接強度、極めて高い仕上がり精度が求められる特殊な技術を要します。 同社はレール溶接の施工に加えて、レール探傷検査、レール溶接技術者の育成、および技術開発・コンサルティング業務も手掛けています。技術開発においては、溶接資機材の軽量化やバッテリー化など、時代に合わせた改良に積極的に取り組み、新しい工法や機器の導入を進めています。また、国内外への技術講師派遣を通じて、レール仕上げ技術者や溶接技術者の育成にも貢献し、技術継承と品質向上に注力しています。 主な取引先は東日本旅客鉄道、西日本旅客鉄道、四国開発建設をはじめとするJR各社、東京都交通局や西武鉄道などの私鉄各社、および東鉄工業、大鉄工業といった鉄道建設会社です。定期補修工事のほか、新設工事、延伸工事、高架化工事、さらには地震や台風による鉄道の災害復旧工事にも従事しており、幅広い実績を有しています。海外においてもイラン、フィリピン、インド、スリランカ、ナミビア、イギリス、韓国、台湾、タイ、インドネシア、マレーシア、モンゴルなど、多数の国でレール溶接技術指導の実績があり、その専門性と技術力は国際的にも評価されています。
純利益
4,000万円
総資産
17億円
ROE_単体
2.92% · 2025年3月
1期分(2025/03〜2025/03)
ROA_単体
2.33% · 2025年3月
1期分(2025/03〜2025/03)
自己資本比率_単体
79.76% · 2025年3月
1期分(2025/03〜2025/03)
従業員数(被保険者)
66人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
このデータをAIで活用
Claude / ChatGPT / Cursor などの MCP 対応クライアントから、株式会社全溶の決算公告・登記履歴・役員・関係企業・知財・政府調達などの構造化データを直接取得できます。無料 20 クレジット/月で利用可能、9 種類のツールを提供。
接続方法を見る