服部織物株式会社は、天明八年(1788年)に京都・西陣で創業以来200有余年にわたり、帯地および和装小物の製造販売を手掛ける老舗企業です。同社は、丸帯、袋帯、名古屋帯、夏物帯、喪服用帯といった多様な帯地の企画・製造・販売を主軸とし、和装バッグ、和装草履、布地・額などの和装小物も幅広く取り扱っています。特に帯の意匠には創業当初から多大な情熱を注ぎ、デザインの重要性を深く認識しています。同社の強みは、西陣古来の伝統的な引箔技法を熟練した手織職人の手によって今日に伝える「手織逸品」の帯に象徴されます。本金箔、プラチナ箔、本金糸といった厳選された最高の原材料を使用し、職人が一越一越心を込めて織り上げることで、機械織りでは再現できない繊細な風合いと締め心地の良さを実現しています。また、着物愛好家の要望に応え、単衣から夏物まで通して締められる薄手で軽い絽袋帯や、特別な技法を施した金銀糸を密に織り込むことで落ち着いた光沢とボリューム感を持つ帯など、顧客の多様なニーズに応える製品開発にも力を入れています。商品ラインナップは、フォーマルからカジュアルまで幅広く、古典柄をシンプルにデザインしたものから、正倉院裂、鳳凰、螺鈿紫壇五絃琵琶、佐竹本「三十六歌仙絵巻」、洛中洛外図屏風、金唐革、花車図といった歴史的・美術的な題材を西陣織で表現した芸術性の高い作品まで多岐にわたります。同社は、皇室からの特別注文品の制作実績や、ブリュッセル万国博覧会織物部門での銀賞受賞など、その卓越した技術と品質が高く評価されてきました。販売は全国の百貨店や呉服専門店を通じて行われており、着物愛好家をはじめとする幅広い顧客層に支持されています。200年以上にわたる厳しい競争の中で帯ひとすじに事業を継続し、昭和52年には京都府より「老舗」の号を拝受、昭和57年には京都商工会議所より顕彰されるなど、その歴史と実績は確固たる信頼を築いています。同社は、伝統技術の継承と革新的なデザインへの挑戦を通じて、日本の和装文化の発展に貢献し続けています。
従業員数(被保険者)
11人 · 2026年5月
27期分(2024/03〜2026/05)
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