代表者
代表取締役社長
福田健作
確認日: 2026年4月16日
事業概要
硫酸協会は、硫酸を製造する企業を正会員および準会員とする任意の団体であり、昭和23年(1948年)の設立以来、日本の硫酸工業の発展に貢献してきました。同協会の主要な目的は、硫酸に関する多岐にわたる情報の収集、分析、および提供を通じて、会員企業の事業活動を支援し、業界全体の健全な発展を促進することです。具体的には、硫酸の生産量、消費量、生産能力、需給状況といった統計資料を定期的に公表し、業界の動向を把握するための重要なデータを提供しています。また、同協会は硫酸および関連製品の品質向上と安全確保にも注力しており、「硫酸協会規格」の制定や「硫酸試験方法」「石こう試験方法」といった専門的な試験方法の策定・発行を行っています。さらに、濃硫酸、発煙硫酸、薄硫酸に関する「安全データシート(SDS)」の改訂を通じて、製品の安全な取り扱いに関する情報提供を徹底しています。出版活動も活発であり、業界の専門家向けに「硫酸ハンドブック」「硫酸分析ハンドブック」などの詳細な技術書を、また初心者向けには「硫酸入門」といった教育的な資料を発行しています。月刊誌「硫酸と工業」では、硫黄・硫酸に関する技術情報、海外動向、統計などを網羅し、業界内外への知識普及に努めています。加えて、「総合硫黄源対策ワーキンググループ」の開催を通じて、硫黄源の安定確保や環境対策など、業界が直面する課題に対する共同研究や対策検討を推進しています。これらの活動を通じて、同協会は日本の硫酸工業が年間約6百万トンの生産量を誇り、世界第6位の地位を維持し、国内外への供給を支える重要な役割を担っています。

