代表
久保田陽彦
確認日: 2026年4月16日
株式会社豊島屋は、明治27年(1894年)創業の老舗菓子メーカーであり、和菓子、洋菓子、パンの製造及び販売、さらには和風喫茶、カフェ、軽食喫茶の営業を主要事業としています。同社の代表銘菓である「鳩サブレー」は、初代が欧州のサブレーに感銘を受け、鶴岡八幡宮の鳩をモチーフに考案されたもので、120年以上の長きにわたり多くの人々に愛され続けています。当初はバターの味が馴染まず苦戦したものの、二人の小児医博士からの「離乳期の幼児食に最適」との推薦や御用邸からのご用命を得て、その美味しさが広く認知されるようになりました。 同社は、伝統的な菓子製造販売を核としつつ、多角的な事業展開を行っています。第二次世界大戦中に菓子製造を休業し配給パンの製造を行った経験から、平成26年の店舗リニューアルを機にパンの製造販売を再開し、鎌倉駅前扉店など一部店舗では焼き立てパンを提供しています。また、本店では「鳩コレクション」として鳩をモチーフにした可愛らしいオリジナルグッズも販売し、顧客層の拡大を図っています。飲食事業としては、和風喫茶「豊島屋菓寮 八十小路」や洋菓子舗「置石」のカフェ、鎌倉駅前扉店の軽食パーラーなどを運営し、菓子だけでなく食事や休憩の場も提供しています。 販売チャネルは、鎌倉市内に本店を含む多数の直営店を展開するほか、神奈川県内や都内有名デパート各店、羽田空港、品川駅など広範囲の百貨店や駅構内店舗にも出店し、幅広い顧客にアクセスしています。公式オンラインストアも運営しており、全国の顧客へ商品を届けることで、地域に根差しつつ全国的なブランドとしての地位を確立しています。同社の強みは、120年以上にわたる歴史と伝統に裏打ちされた高いブランド力と、初代から受け継がれる「ワリ」(レシピ)を守り続ける品質へのこだわりです。「鎌倉といえば鳩サブレー」と称されるほどの認知度を誇り、観光客のお土産品としてはもちろん、地元住民の日常使いや贈答品としても広く利用されています。また、地域社会への貢献にも積極的で、鎌倉の海水浴場ネーミングライツ取得、鎌倉市民カーニバルへの参加、鎌倉花火大会のサポート、企業主導型保育事業「まちの保育園 鎌倉」の開園など、地域活性化に尽力しています。環境面では、日本製紙株式会社と共同で環境配慮型素材を用いた紙パッケージと紙仕切りトレーを開発し、プラスチック使用量の削減に取り組むなど、持続可能な社会への貢献も重視しています。これらの取り組みを通じて、同社は菓子製造販売に留まらない、地域と共に歩む企業としての価値を創造し続けています。
従業員数(被保険者)
447人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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