代表
渡辺吉樹
確認日: 2026年4月17日
合名会社渡辺酒造店は、明治元年(1868年)創業の歴史ある酒造店です。新潟県糸魚川市の根知谷という、日本百名山の雨飾山と根知駒ケ岳に囲まれた豊かな自然環境の中で、日本酒の製造・販売を手掛けています。同社の最大の特徴は、2003年から本格的に取り組む「ドメーヌスタイル」の酒造りです。これは、酒造りの根幹となる酒米の栽培から収穫、そして醸造に至るまで、全てを根知谷の自社で行うという一貫した体制を指します。特に、新潟独自の酒米である「五百万石」や「越淡麗」を、根知谷の気候風土を知り尽くしたスタッフが無農薬栽培にも挑戦しながら育て上げています。2012年には農業生産法人株式会社根知ライスファームを設立し、この自社栽培体制をさらに強化しました。 同社は、2001年に杜氏制度を廃止し、社員による酒造体制へと移行することで、酒造りの技術と品質の向上に努めてきました。この取り組みは、根知谷の清らかな雪解け水と、昼夜の寒暖差が激しい気候が育む米の個性を最大限に引き出すことを可能にしています。主力銘柄としては、「根知男山」シリーズ(純米吟醸、純米酒、純米大吟醸、山廃仕込、蔵元分離酵母仕込など)や、プレミアムブランド「Nechi」、そして「DOMAINE WATANABE」を展開しており、それぞれが根知谷のテロワールを表現した独特の味わいを持っています。特に「Nechi 2008」は2010年にIWCチャンピオンSAKEを受賞するなど、国内外で高い評価を得ています。 販売チャネルとしては、蔵に併設された直売所兼研修施設「豊醸蔵」を2018年にオープンし、定番商品に加え、季節限定酒や地域の特産品を販売しています。ここでは試飲スペースも設けられ、来店客が直接製品の魅力を体験できる場となっています。また、「Nechi」ブランドは特約店を通じて展開されており、より幅広い顧客層へのリーチを図っています。同社は、中山間地の稲作農家が抱える後継者不足や高齢化といった課題に対し、酒造りを起点とした米作りへの関与、棚田の維持管理、そして地域の人材育成を通じて、地域振興にも積極的に貢献しています。これは、根知谷の美しい景観と豊かな食文化を次世代に継承していくという強い使命感に基づいています。
従業員数(被保険者)
7人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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