代表取締役
小川光太郎
確認日: 2026年4月12日
株式会社飛鳥園は、大正11年(1922年)に写真家・小川晴暘が会津八一の熱心な勧めを受け、仏像をはじめとする文化財の撮影を専門とする企業として創業しました。以来95年以上にわたり、仏像、仏画、経典、法具、伽藍建築、社殿などの寺社文化財、宗教空間、そしてその風土に至るまで、多岐にわたる文化財の撮影を続けています。同社は創業当初から『室生寺大観』『法華堂大観』といった写真大観類を発刊し、また中国の大同雲岡石窟やアンコールワット、ボロブドゥルなど南方諸国の遺跡撮影も敢行するなど、その活動範囲は広範に及びました。昭和25年には文化財保護法の制定に伴い、文化財保護委員会(現・文化庁)より国宝・重要文化財指定のための資料写真撮影を委嘱されるなど、日本の文化財保護に大きく貢献してきました。 現在の事業は主に三つの柱で構成されています。第一に「仏像・文化財写真のご利用(飛鳥園写真アーカイブ)」として、長年蓄積された膨大な文化財写真(ガラス乾板約2万枚、フィルム数万枚をデジタルデータ化)をライツマネージドのストックフォトサービスとして提供しています。このアーカイブは、教科書、教材、美術出版、旅行ガイド、新聞雑誌、ウェブサイト等への掲載を目的とし、出版社、報道機関、広告代理店、デザイン制作会社、大学等の学術研究機関を主な顧客としています。地域、寺院名、仏像尊名、年代、仏師、文化財指定別など多様なキーワードで検索・ダウンロードが可能で、一部寺院の志納金納付代行も行っています。第二に「写真撮影」として、奈良、京都、滋賀をはじめとする近畿一円の寺院、神社、文化財管理者からの新規撮影依頼に応えています。長年の経験と技術に基づき、被写体を傷つけない細心の注意を払い、5×7インチの大判フィルムやPhase Oneの大型デジタルカメラを駆使して、文化財の尊厳を損なわない撮影を心がけています。第三に「媒体制作」として、各寺院のパンフレット、写真集、絵はがき(約300種類の実績)、機関誌の編集・制作、さらにはウェブサイト制作まで、文化財に関連する多様な印刷物やデジタル媒体の企画・制作を手掛けています。 同社の強みは、創業者小川晴暘から二代目小川光三へと受け継がれた「仏像を撮る」という哲学にあります。これは、仏像が秘める発願者や仏師、そして礼拝者の祈りや想いに焦点を合わせ、造形美だけでなく心象の造形を表現することを目指すものです。この深い理解と敬意に基づいた撮影姿勢が、同社の写真に唯一無二の価値を与えています。主要取引先には興福寺、法隆寺などの著名寺院、文化庁、国立博物館、大手出版社、新聞社、放送局などが名を連ね、その実績と信頼は揺るぎないものです。
従業員数(被保険者)
5人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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