事業概要
北海道牛乳普及協会は、北海道における牛乳・乳製品の食生活への普及促進と酪農乳業の発展を目的として多岐にわたる活動を展開しています。同協会は、体験型、イベント型、セミナー型、協賛型、情報発信型の五つの主要事業を通じて、幅広い世代に牛乳・乳製品の魅力と酪農の重要性を伝えています。 体験型事業としては、北海道内の高校生以上を対象とした「牛乳乳製品利用料理コンクール」や、小中学生向けの「牛やミルクのある風景絵画コンクール」を実施し、創造的な食文化の醸成と酪農への関心を高めています。また、食育指導者を目指す大学生や専門学生向けの「酪育ミルクカレッジ・アカデミー」では、牧場見学や搾乳体験を通じて、北海道酪農の現状と未来、食の大切さ、生産者の思いを深く学びます。さらに、小学生とその保護者、子育て世代、大学生を対象とした牛乳・乳製品料理教室を開催し、家庭での利用促進や栄養知識の向上を図っています。特に子育て世代向けには託児付き料理教室も提供し、参加しやすい環境を整えています。 イベント型事業では、毎年恒例の「ミルク&ナチュラルチーズフェア」を札幌と帯広で開催し、北海道産ナチュラルチーズの販売や情報発信を通じて、その多様な魅力を幅広い世代に紹介しています。また、「ミルクランド北海道カフェ」では、札幌スイーツ&カフェ専門学校の学生が考案したオリジナルミルクドリンクを提供し、酪農家との交流を通じて得た学びを活かした商品開発を行っています。これらのイベントでは、寄付金を通じて地域の教育振興やこども食堂への支援も行い、社会貢献にも力を入れています。 セミナー型事業では、小学5~6年生を対象とした2泊3日の酪農体験学習「元気!ミルク大学」や、小学校・幼稚園を訪問して酪農家や管理栄養士が食育講座を行う「酪育ミルクスクール」「ミルクキッズ教室」を展開し、子どもたちに酪農の仕事や牛乳の栄養、命の大切さを伝えています。協賛型事業として、北海道内の高校・大学・専門学校の実習にかかる牛乳・乳製品の材料費を補助することで、将来を担う若者たちの食育活動を支援しています。 情報発信型事業では、広告宣伝活動や普及啓発本・冊子の作成・配布を通じて、酪農・牛乳乳製品に関する正しい知識と魅力を広めています。また、健康・食育関連イベント向けにタペストリーやビデオ、牛着ぐるみなどの普及資材を貸し出し、地域での啓発活動をサポートしています。同協会は、これらの多角的な活動を通じて、北海道の豊かな酪農文化と牛乳・乳製品の価値を次世代に継承し、人々の健康で豊かな食生活に貢献することを目指しています。

