代表取締役
井上浩三
確認日: 2026年4月17日
株式会社フューエンスは、エレクトロスプレー・デポジション(ESD)技術と生分解性バイオポリマー技術という二つの独自基盤技術を核に、社会の様々な課題解決に貢献し、人々の安全で持続可能な生活に役立つことを目指す企業です。同社の主要事業は三つに分かれています。まず、事業IはESD技術に基づくナノテク製品の開発・製造・販売です。ESD法は、各種高分子やポリマーの溶液・分散液を静電気力でスプレーし、ナノサイズの粒子や繊維(ナノファイバー)を形成させ、基板に堆積・固定する技術です。常温・常圧で処理が可能で、有機・無機・生体高分子など多様な物質に対応し、ナノファイバー、薄膜、ナノコーティング、マイクロパターニングといった様々なナノ構造体を形成できます。応用分野は高性能フィルター、触媒担体、電子部品、バッテリー、バイオ・医療材料など多岐にわたり、特にポリイミドナノファイバーの製造販売を行っています。次に、事業IIは生分解性バイオポリマー及びその応用製品の開発・製造・販売です。石油資源の枯渇、CO2排出、海洋マイクロプラスチック問題への解決策として、自然環境下で真に生分解されるポリヒドロキシアルカン酸(PHA)に注力しています。同社はアジアの大学との共同開発により、PHAの物性・加工性、高コストといった課題を克服。高効率な生合成酵素の発見、低価格な炭素源を用いた発酵プロセス、ユニークかつ低コストな精製プロセス、コポリマーの成分比制御による物性調整技術を確立し、石油由来プラスチックと競合し得るコストでの製造を可能にしました。PHAコポリマーは生分解性に加え、接着性、ガスバリア性、撥水性、柔軟性などの特性を持ち、原料顆粒、ESDナノファイバーシート、フィルム、不織布、射出成形品など多様な製品に応用されています。最後に、事業IIIは無溶媒スプレー法によるマイクロ/ナノファイバー不織布の製造です。ポリプロピレンなどを原料に、環境負荷の低い無溶媒プロセスでマイクロ/ナノファイバー不織布を製造しています。同社はこれらの技術・製品に関して、共同開発や事業提携を積極的に推進しており、特に生分解性バイオポリマー事業では、提携企業に特定の用途ライセンスを提供し、自社での原料生産を前提としたビジネスモデルを展開しています。
従業員数(被保険者)
0人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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