代表
今井賢太郎
確認日: 2026年4月17日
IOS株式会社は、「地雷のない世界へ」という壮大なビジョンを掲げ、世界中に埋設された対人地雷による人的被害をゼロにし、危険で非効率な手作業による地雷除去作業を安全かつ迅速化することを目指しています。同社の主要事業は、地雷除去ロボットDMRobot(Demining Robot: DMR)の開発、供給、販売です。DMRobotは、リモートコントロールによる遠隔制御機能とビデオカメラによる動画出力機能を備え、作業員が地雷原から安全な距離を保ちながら作業を進めることを可能にします。特に、同社が確立した圧縮空気による地雷原掘削技術は、地中の土だけを選択的に除去し、根や石などの障害物に阻害されずに迅速に地雷を露出させることができ、従来の手作業に比べて数倍のスピードアップを実現します。また、DMRobotは小型軽量システムであるため、傾斜地や林地、対戦車地雷が埋設された地雷原など、大型機材が利用できない複雑な地形でも機械化された地雷除去作業を可能にするという大きな強みを持っています。 同社のDMRobotは、カンボジアの地雷除去活動を担う政府機関CMAC(カンボジア地雷対策センター)と連携して開発され、2022年11月にはカンボジアでの地雷除去活動が開始されました。2024年6月にはCMACからその有効性が認められ、2026年春には日本の国際協力事業でカンボジアに正式配備されるなど、国際的な実績を積み重ねています。さらに、2026年3月にはウクライナでもDMRobotが稼働を開始するなど、活動範囲を拡大しています。UNIDOやJICAといった国際機関との連携も深く、ウクライナのグリーン産業復興プロジェクトのフィージビリティ・スタディに採択されるなど、その革新的な技術は国際社会から高く評価されています。 DMRobotの供給・販売に加え、同社は地雷除去後の土地の経済的価値を再興する「地雷原跡地再生計画」も推進しています。この計画では、地雷除去が後手に回りがちな農村部の経済復興に寄与するため、カンボジアの地雷原跡地にメキシコ産ウチワサボテンを移植し、食用、畜産飼料用、化粧品原料、フェイクレザー原料など多様な用途を持つサボテンを活用した事業展開を目指しています。また、カンボジアへの日本の農業技術導入支援も行っており、地雷埋設国の持続可能な発展に貢献する包括的なビジネスモデルを構築しています。これらの事業を通じて、同社は地雷問題に苦しむ国々に対し、安全な土地の回復と経済的自立の両面から支援を提供し、地雷のない世界の実現に貢献しています。
従業員数(被保険者)
3人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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