代表者
代表取締役社長
後藤康男
確認日: 2026年4月15日
事業概要
株式会社井上酒造は、文化元年(1804年)創業の歴史ある酒蔵として、清酒、焼酎、リキュールの製造・販売を主要事業としています。大分県日田盆地の寒冷な気候と、英彦山系を分水嶺とする清澄な伏流水(天領ひたの天然自然水)という恵まれた自然環境を最大限に活かし、二百余年にわたり「美味い」酒造りを追求しています。同社の酒造りの根幹には、一つのタンクでデンプンの糖化とアルコール発酵が同時に進む「並行複発酵」や、繊細な味わいを追求するために冬期のみ仕込みを行う「寒造り」といった伝統の技が脈々と受け継がれています。 清酒においては、代表銘柄「角の井」シリーズ(上撰、純米大吟醸、純米吟醸、純米酒、冷酒)や「本醸造 日田美人」などを展開し、低温でじっくりと醸し出すまろやかな旨口の酒を提供しています。焼酎事業では、麦焼酎「百助」シリーズ(初代百助、濃香、高精白、長期貯蔵、熟成貯蔵)を中心に、米焼酎「モン」や芋焼酎「天領金芋」など多岐にわたる商品を製造。特に麦焼酎「百助」は、熊本国税局主催の鑑評会で平成21年より10年連続「優等賞」を受賞し、全日本国際酒類コンクールでも第一位に輝くなど、その品質は高く評価されています。リキュール分野では、女性杜氏と蔵の女性スタッフが開発した「百助 梅酒」や、国産生姜を使用した「百助 生姜梅酒」、大分県産柚子と蜂蜜を組み合わせた「ATIHO(アティホ) ゆずはちみつ梅酒」などを手掛け、「百助 生姜梅酒」は2012年秋季全日本国際酒類コンクールで第一位を獲得しています。 同社は、一般消費者や飲食店、小売店を主な顧客とし、直売所での販売や卸売を通じて商品を供給しています。また、年に一度の蔵開きでは、普段味わえない「樋の口」と呼ばれる生原酒の直詰販売や、酒造りの工程を間近で見学できる機会を提供し、地域住民や観光客との交流を深めています。さらに、酒蔵見学を一般向け、社会科見学、企業研修向けに実施し、酒造りの文化や歴史を伝える活動にも注力しています。元大蔵大臣井上準之助の遺品等を展示する「清渓文庫」の運営も行い、地域の歴史と文化の発信にも貢献しています。これらの取り組みを通じて、同社は伝統を守りつつも、常に新しい価値を創造し、地域に根差した酒造りを行っています。
キーワード
決算ハイライト
純利益
-2,679万円
総資産
1.5億円
KPI
ROE_単体
—% · 2025年6月
1期分(2025/06〜2025/06)
ROA_単体
-17.41% · 2025年6月
1期分(2025/06〜2025/06)
自己資本比率_単体
-106.71% · 2025年6月
1期分(2025/06〜2025/06)
従業員数(被保険者)
7人 · 2026年4月
1期分(2026/04〜2026/04)
