事業概要
株式会社協同食品センターは、生活協同組合「コープこうべ」と生産者団体「全国農業協同組合連合会」の共同事業として1981年に創業した、生鮮食品の加工・パッケージングを専門とする企業です。同社は「つくる人」と「食べる人」双方の思いを繋ぐことを使命とし、コープこうべの安心をサポートする役割を担っています。主要な事業内容は、事業企画、商品開発、品質管理、そして製造管理の四つの柱で構成されています。 事業企画においては、事業の運営・企画、生産性向上に向けた機械化の検討、工場の日々の稼働計画(工数、人時)の立案、製造管理への指示など、多岐にわたる業務を通じて効率的な事業運営を推進しています。商品開発では、市場調査に基づいた新商品の企画・提案を行い、原材料の選定から包装形態、試作を重ねて商品化を実現し、お取引先への提案も積極的に行っています。同社のオリジナル商品には、「銀鮭のふっくら塩焼き」や「まぐろ煮付け(頭肉)」などがあり、これらはコープこうべの宅配サービス「めーむ」や店舗を通じて組合員に提供されています。 品質管理は同社の事業の根幹をなす重要な要素であり、加工場の衛生管理状態の点検、製品の細菌検査、衛生・品質面の管理および指導、製品に記載される原材料表示などの作成・管理を徹底しています。具体的には、商品検査室での自社製造商品の細菌検査、製造機器や備品の拭き取り検査、自社工場および取引先工場の定期点検、人感センサーや防犯カメラによる食品防御、ノロウィルス対策やアレルゲン管理などの従業員教育、そして粘着ローラーやエアシャワー、金属探知機を用いた異物混入対策など、多層的な安全・安心への取り組みを実施しています。本社水産加工場はJFS-B規格適合証明を取得しており、全社でのHACCP導入にも取り組んでいます。 製造管理においては、農産加工場、畜産加工場、水産加工場の3つの専門工場を運営しています。農産加工場では、にんじん、たまねぎ、じゃがいもといった土物野菜を中心に、選別、計量、小分けパックを行い、自動計量器や自動包装機を駆使して1日約3万パックを加工しています。畜産加工場では、牛・豚・鶏肉のスライス、計量、盛付け、パックを室温約15℃に保たれた作業場で行い、ステーキ用から切りおとし、モモ・ムネ・ササミなど約300アイテムを製造し、毎日約18,000パックを出荷しています。ミートスライサーや生ハンバーグ製造ラインも導入し、生産性と衛生管理を両立しています。水産加工場では、冷凍シーフード、サケ・サバの切り身の加工に加え、いくらや数の子などの生食品の計量・盛付・包装を手掛け、高速計量器やジェットオーブン、サイマルアソートシステム(DAS)などの最新設備を活用し、年間約45万パックの計量盛付を行っています。これらの商品は、コープこうべの店舗や宅配を通じて、組合員の食卓に届けられています。同社の強みは、生産者と消費者の双方のニーズに応える商品提案力、機械化・省人化による価格競争力、そして徹底した品質管理力にあります。
キーワード
KPI
従業員数(被保険者)
156人 · 2026年4月
29期分(2023/12〜2026/04)
