二宮木材株式会社は、栃木県須塩原市に本社を構え、関東有数の「八溝山系」から産出される優良な杉材を主軸とした製材事業を展開しています。同社は、原木の仕入れから製材、乾燥、加工、検品、出荷までを一貫して手掛けており、年間10万立方メートルに及ぶ原木を消費する大規模な生産体制を確立しています。主力製品としては、60年生以上の手入れされた材を低温機械乾燥で仕上げた内装羽目板「やみぞ美人」、高い強度(E70以上を標準)を誇る梁桁材「やみぞパワー」、そして表面にリブ加工を施し調湿・消臭効果を高めた洋間向け羽目板「やみぞV」などがあります。これらの製品は、年輪の細かさ、強度の高さ、節の少なさに特徴があり、JAS機械等級区分にも対応した高品質な建築用製材品として、建築会社や工務店、プレカット工場などに供給されています。 同社の製材工程では、3Dスキャンによる選木機、リングバーカーでの皮むき、ツインバンドソーや全自動ノーマンツインバンドによる効率的な製材が行われます。特に、大型乾燥機28機(月間7,600立方メートル)は、自社工場から出る皮やオガなどの端材を燃料とするバイオマスボイラーの熱源で賄われており、資源の有効活用と化石燃料の削減に貢献しています。また、製品の出荷前には、機械測定に加え、熟練した担当者による目視検品を徹底し、品質の安定性を確保しています。内装材にはUV塗装や自然塗料(キヌカ)による塗装も可能です。常に豊富な乾燥済み在庫(やみぞ美人10万枚、やみぞパワー200種類2万本以上)を保有することで、急な注文や大型物件にも柔軟に対応できる供給体制を強みとしています。 同社は、栃木県産を中心に茨城県産、福島県産、埼玉県産、千葉県産の丸太を扱い、新国立競技場や三井ガーデンホテル、公共施設など、全国の多様な建築プロジェクトに木材を供給しています。持続可能な社会の実現に向けたSDGsへの貢献を経営理念に掲げ、森林認証材の安定供給にも積極的に取り組んでいます。山から得た恵みを無駄なく活用し、適切な循環型社会の構築を目指すとともに、高品質な木材製品を通じて日本の建築文化を支える役割を担っています。
従業員数(被保険者)
75人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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