代表取締役
西村聡一郎
確認日: 2026年4月15日
西村織物株式会社は、天正十五年(1587年)に絹糸の貿易商人として創始され、江戸時代に博多織屋を創業した博多織最古の織元です。430年以上の長きにわたり絹と向き合い、伝統的な博多織の技術を継承しながらも、常に織物の可能性を追求しています。同社の主要事業は、博多織帯、着尺、小物、広幅生地の製造および販売であり、多岐にわたる製品を提供しています。具体的には、八寸献上帯、八寸名古屋帯、半幅帯、角帯、ゆかた帯、伊達締め、ネクタイ、ストール、ブックカバーや名刺入れといった織小物、染小物、ギフトセットなどを企画・製造・販売しています。これらの製品は、オンラインショップや直営店舗「ORIBA」を通じて、着物愛好家をはじめとする一般顧客に届けられています。 同社の強みは、図案の創作から意匠化、染色、糸繰り、整経、仕掛け、製織、仕上げに至るまで、すべての工程を社内一貫生産体制で手掛けている点にあります。これにより、徹底した品質管理と高いオリジナリティを実現しています。特に、世界最高品質とされるブラジル・ブラタク社の5Aクラス以上の絹糸を日本で最も多く仕入れ、伝統工芸士が手作業で1000色以上のオリジナル色を染め分けることで、唯一無二の美しい博多織を生み出しています。現在、6名の伝統工芸士が各工程で活躍し、その緻密な技術が普遍的な美しさを支えています。 また、同社は伝統に安住せず、革新的な取り組みにも積極的です。広幅織機の技術を活かしたインテリアへのアプローチや、他業種との幅広いコラボレーションを通じて、博多織の新たな価値を創造しています。例えば、アパレルブランド「鎌倉シャツ」との博多織ネクタイ開発、資生堂のパッケージデザインへの柄提供、水炊き料亭「博多華味鳥」のメニューブック制作、世界的フラワーアーティストであるニコライ・バーグマン氏との佐賀錦広幅生地開発など、多岐にわたる実績があります。アップサイクルブランド「ObitO」の展開や、アート性の高い「Rライン」シリーズの制作も、織物の可能性を広げる挑戦の一環です。これらの活動を通じて、同社は伝統工芸品としての博多織を次世代に継承しつつ、現代の多様なニーズに応える「最古にして先端の織屋」としての地位を確立しています。顧客層は個人から企業、伝統芸能関係者、相撲界まで幅広く、その品質と技術力は各方面から高い評価を得ています。
従業員数(被保険者)
26人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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