代表取締役社長
金澤直一郎
確認日: 2026年4月15日
株式会社カナックは、山形県米沢市に拠点を置く半導体製造用治工具メーカーであり、特に超硬合金の精密加工技術に強みを持つ企業です。同社は、この独自の技術力を活かし、高品位かつ高効率な製品供給を目指して「ポーラス超硬製金型」、通称「ブレスモールド」を開発しました。この革新的な金型技術は、従来困難とされてきたスーパーエンジニアリングプラスチックであるポリイミド樹脂の厚肉自由成形を可能にしました。成形時に発生する水分を金型外へ効率的に排出する技術を確立することで、約10mmを超える厚肉成形を実現し、切削加工に比べて圧倒的な高効率・低コストでの製造を可能にしています。これにより、自動車や航空宇宙分野など、耐熱性、軽量性、高強度を求める部材へのネットシェイプな代替適用を提案し、新たな価値を創出しています。 また、同社のポーラス超硬製金型は半導体モールド分野でも活用されており、従来の金型が抱えていた樹脂フィルム吸着時のシワ発生、形状不良、ボイド発生、高頻度清掃によるコスト増といった課題を解決します。面全体で吸引性能を担保する吸着機構により、安定した吸引力を提供し、揮発成分の堆積による吸引力低下を抑制。キャビティのコーナー部でも吸引が可能となることでボイド発生を回避し、成形精度の大幅な向上と生産性の飛躍的な向上、リードタイム短縮に貢献しています。 事業内容としては、製造部で各種精密加工、超硬製品加工、半導体関連機器製造を手がけるほか、営業販売部では産業機器、工作機械、測定機器、切削工具、FA機器、伝導機器、油圧・空圧機器、作業工具といった機械工具の販売も行っています。同社の強みは、オーダーメイドに近い製品や試作品、小ロット品を1個からでも製造できる柔軟性と、高品質・複雑形状・多品種・短納期に対応する提案力と技術力にあります。経済産業省の戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)に複数回採択されるなど、先端分野への積極的な研究開発とそれを実現する技術力を培っており、常に新たな技術開発と創意工夫を通じて、顧客の多様なニーズに応えています。
従業員数(被保険者)
8人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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