代表取締役社長
大西謙一
確認日: 2025年3月31日
東海精機株式会社は、1936年に本田宗一郎氏が創業した自動車エンジン用ピストンリングメーカーをルーツに持ち、以来「独自技術の確立」と「挑戦を恐れない心」を最優先課題として、日本のものづくりを世界に向けて発信し続けている。同社はアルミダイカスト技術に特化し、金型設計から加工まで一貫した生産体制を構築。ミクロン単位の精密加工技術を強みとし、世界の自動車の快適と安全を支える高品質な製品を提供している。 主要事業は、アルミダイカスト製品の一貫生産、カーエアコン用コンプレッサーパーツの製造、エンジンパーツの製造、パワーコントロールユニットパーツの製造である。特にカーエアコン用コンプレッサーパーツにおいては、全世界で生産されるカーエアコン付き自動車の約35%から4割以上に同社製品が搭載されており、世界シェアNo.1を誇る。高温・高圧下で高い気密性を保ち続ける過酷な要求に応える信頼性の高い製品を580品目以上ラインナップし、固定容量型、可変容量型、電動型コンプレッサー用パーツを手掛ける。また、ハイブリッド車用のパワーコントロールユニット(PCU)パーツも主力製品の一つであり、モーターの出力を制御する精密電子部品のケースとして、年間120万個以上を製造。髪の毛ほどのバリや異物も許されない高精度な加工技術と品質管理が求められる中、ユニオンパイプやノックピンの一体加工、製品の美観を鋳造時に作り込む黒皮化といった独自の技術で高付加価値を実現している。 同社の技術的強みは多岐にわたる。独自のダイカスト技術「BBST」は、砂型鋳造と同等のリードタイムでダイカスト製品評価を前倒しし、短納期化に貢献。金型を小ブロックに分割することで、不具合修正やマイナーチェンジへの柔軟な対応を可能にしている。また、熱処理工程を行わない試作型で量産時の課題を早期に潰し込む独自の金型製造メソッドや、3D-CADと湯流れシミュレーションを駆使したミクロン単位の高精度設計も特徴だ。さらに、ガスの巻き込みを最小化し、ヒケや鋳巣の発生を抑制する独自の「T-PFD法」により、高品位なアルミダイカスト製品を高歩留り率で生産。品質管理においては、5ミクロン以下の寸法公差による3次元測定やX線検査を抜き打ちで行い、カーエアコン用コンプレッサー部品では含浸なしで圧漏れ不良0.1%以下、PCU用ケース部品では長尺薄肉ケースの量産化を実現している。顧客は主に自動車メーカーや自動車部品メーカーであり、株式会社豊田自動織機や株式会社ジェイテクトを主要取引先とする。同社は、お客様側の開発上流工程からプロフェッショナルとして参加し、より付加価値の高い製品を提案するビジネスモデルを展開。アルミニウムの高いリサイクル性に着目し、製品製造時だけでなく製造後も環境問題に取り組むなど、サステナビリティにも貢献している。
純利益
9.0億円
総資産
164億円
ROE_単体
20.77% · 2025年3月
10期分(2016/03〜2025/03)
ROA_単体
5.47% · 2025年3月
10期分(2016/03〜2025/03)
自己資本比率_単体
26.34% · 2025年3月
10期分(2016/03〜2025/03)
従業員数(被保険者)
490人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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