代表者
代表取締役
中村智治
確認日: 2024年12月31日
事業概要
うみの株式会社は、海水生物に関する多岐にわたる事業を展開する企業です。同社の主要事業は、二枚貝種苗の生産販売、水生生物を対象とした受託研究・製造サービス、そしてその他水生生物の生産販売の三本柱で構成されています。 まず、二枚貝種苗の生産販売においては、真珠貝(アコヤガイ)や食用カキ類(マガキ、イワガキ、シカメガキ等)、アカガイ、ヒオウギガイといった高品質な人工採苗貝種苗を提供しています。同社は1986年の研究所設立以来、真珠貝の専門機関として培ってきたノウハウと最適化された設備を活かし、成長が早く、高い歩留まり、耐病性、温度耐性といった優良形質を持つ種苗を選抜・生産しています。国内飼料メーカーと共同開発した栄養バランスの良い配合飼料の使用や、安定した生産体制、優れた採苗技術が強みであり、特にマガキではシングルシード種苗の販売や、水産庁の許可を得てマガキ三倍体の試験養殖にも取り組んでいます。これらの種苗は、養殖業者や新規養殖を検討する地域のお客様に広く利用されています。 次に、水生生物を対象とした受託研究・製造サービスでは、工業用化学物質、農薬、化粧品、医薬品、食品、飼料、機能性成分、工場排水などが海水生物に与える生態影響を評価するための各種試験を提供しています。具体的には、US EPA OPPTSやOECD210などのテストガイドラインに準拠した急性・慢性毒性試験、医薬品や機能性食品の効果を測定する薬理薬効試験、スクリーニング試験や養殖法開発を含むその他生物試験を実施しています。対象生物は魚類、甲殻類、二枚貝、藻類と多岐にわたり、長年培った増養殖技術と多様な生物種の自家繁殖・調達ネットワークを活かし、カスタマイズされた試験系を企画・実施できる点が強みです。また、海水生物に関連する研究・商品開発のコンサルティングや、微細藻類の大量培養、二枚貝稚貝の試験生産、試験用生物の調達といった試験製造サービスも提供し、化学メーカー、製薬会社、食品メーカー、研究機関などの顧客の商品開発や環境リスク評価を支援しています。 最後に、その他水生生物の生産販売として、研究機関や大学向けに魚類、二枚貝、甲殻類、微細藻類などの試験用生物を、遺伝的均一性を確保し、生産履歴を明確にした上で安定供給しています。さらに、生態系保全を目的とした観賞用熱帯魚の自家養殖販売も行っており、カクレクマノミ、ブラックオセラリス、ハマクマノミなどの高品質な海水魚を提供しています。同社で繁殖・飼育された観賞魚は、丈夫で健康的、死亡率が低く、餌付けが容易で飼育しやすく、一定規格で国内トップクラスの在庫力を誇り、ペットショップや一般の観賞魚愛好家から高い評価を得ています。これらの事業を通じて、同社は海洋生物の可能性を追求し、持続可能な社会の実現に貢献しています。
キーワード
決算ハイライト
純利益
2,014万円
総資産
2.6億円
KPI
ROE_単体
9.84% · 2024年12月
1期分(2024/12〜2024/12)
ROA_単体
7.87% · 2024年12月
1期分(2024/12〜2024/12)
自己資本比率_単体
80.01% · 2024年12月
1期分(2024/12〜2024/12)
従業員数(被保険者)
26人 · 2026年4月
29期分(2023/12〜2026/04)

