- 法人番号
- 8470005004784
- 所在地
- 香川県 高松市 林町2217番地6
- 設立
- 企業スコア
- 25.3 / 100.0
代表者
代表理事
杣源一郎
確認日: 2026年4月20日
事業概要
自然免疫制御技術研究組合は、2010年に経済産業大臣の認可を受けて発足した技術研究組合であり、組合員企業が自らのために共同研究を行う相互扶助組織として、研究開発のプラットフォームを提供しています。同社は、個体の健康維持、老化防止、疾患予防、環境問題といった現代社会の課題解決に資する技術開発を目的とし、特に自然免疫制御に着目した研究開発を推進しています。 主要な事業として、組合員企業が取り扱う糖脂質(リポ多糖、LPS)を中心とした研究を行っています。具体的には、有用微生物の探索、糖脂質の解析および利用技術の開発、糖脂質の糖鎖構造(グライコリピドオーム)解析と利用技術の開発、そしてメディシナルケミストリーに基づく糖脂質医薬品の基盤技術開発に取り組んでいます。これらの研究を通じて、LPSがどのようなメカニズムで自然免疫を制御し、様々な病気の予防や治癒に寄与するのか、また健康維持や脳機能の健全化(認知機能向上、認知症予防)に不可欠な役割を果たすのかを解明することを目指しています。 同社の研究は、LPSの経口摂取や経皮投与による健康維持効果に焦点を当てており、LPSが経粘膜的に情報として利用されることで健康維持に関わる環境物質として機能するという、これまでの免疫研究のパラダイムシフトを促すものです。近年では、LPSのアルツハイマー型認知症に対する予防・治療効果の解明とそのメカニズム、さらには医薬品としての開発を大きな研究テーマとして掲げ、動物実験やヒト試験も積極的に実施しています。 また、内閣府のSIP研究「戦略的イノベーション創造プログラム」において代表研究機関として採択され、ホメオスタシス維持機能を持つ農林水産物・食品中の機能性成分多視点評価システムの開発と作用機序の解明にも貢献しました。このシステムでは、酸化ストレス評価、酸化LDL評価、食細胞貪食能評価といった多角的な指標を用いて生体の健康維持を評価し、1000名規模のヒト試験を通じてその有用性を実証しています。 同社の強みは、産官学連携による目的志向型の多機関共同研究・開発体制にあり、基礎研究から応用開発、さらには成果の事業化までを見据えた一貫したアプローチです。組合員からの賦課金とニーズに基づいた基礎研究の展開により、社会的な要望と研究成果が相互に影響し合い、質の高い技術開発へと繋がる正のスパイラルを形成しています。これまでに多くの論文発表や特許申請の実績があり、LPSの粘膜での有用性に関する研究を継続的に推進することで、安全で安心な生活を守る技術の実用化と社会貢献を目指しています。
キーワード
KPI
従業員数(被保険者)
4人 · 2024年2月
3期分(2023/12〜2024/02)

