代表者
代表
稲川裕之
確認日: 2026年4月15日
事業概要
自然免疫応用技研株式会社は、自然免疫の鍵物質であるLPS(リポポリサッカライド)素材のパイオニアとして、その研究開発、製造、販売、および関連する受託解析・コンサルティングを主要事業として展開しています。同社は長年のマクロファージ活性化研究を通じてLPSの健康維持効果を発見し、その成果を社会に還元することを目指して創業されました。 主な事業として、まずLPS関連の著作権、著作隣接権、意匠権、工業所有権、ノウハウその他の知的財産権の取得、技術移転、利用方法の開発、使用許諾、管理及び譲渡並びにこれらの仲介を行っています。これは同社のLPSに関する深い知見と技術力を基盤としています。 次に、LPS原料の製造・販売では、食品用、化粧品用、ペット用、飼料用の多岐にわたる製品を提供しています。食品用LPS原料には、小麦パントエア菌由来の「Somacy-FL100」「Somacy-FP100」「SomacyRB-FP100」や酢酸菌由来の「IMMUNOL」があり、アレルギー抑制、メタボリックシンドローム予防、骨密度低下抑制、血流改善、認知症改善、免疫機能向上などの効果が確認されています。「Somacy-FP100」は米国でGRASおよびNDIの承認を取得しており、その安全性と品質が国際的に認められています。化粧品用LPS原料は、小麦、稲、林檎パントエア菌由来の液体品・オイル懸濁品があり、敏感肌改善、創傷治癒、表皮バリア機能向上、ヒアルロン酸合成能増強、メラノソーム分解促進などの美容効果が期待され、一部製品はCOSMOS認証を取得しています。ペット用および飼料用LPS原料は、小麦パントエア菌由来の「Somacy-PP050」「Somacy-SP050」として提供され、ペットの皮膚炎改善や免疫機能向上、飼料においては畜産・水産養殖における感染防除や増体効果に貢献し、抗生物質使用の低減にも寄与しています。これらの原料は、健康食品メーカー、化粧品メーカー、ペットフードメーカー、飼料メーカー、畜産・水産養殖業者といった法人顧客向けに販売されています。 さらに、同社は研究開発コンサルタント業務および研究受託サービスも提供しています。LPS測定、抽出・精製、相乗効果評価といったLPS関連試験に加え、ELISA・PCR、細胞試験(貪食、NO産生、サイトカイン、美白、美容、保湿、NK活性など)、動物試験(NK活性、抗腫瘍効果、アレルギー、糖尿病など)といった幅広いバイオ系試験に対応しています。30年以上にわたるLPSの免疫賦活作用に関する研究経験と、LPS関係試験250件以上、自然免疫系試験100件以上、ELISA 800件以上の豊富な実績が強みです。大学や研究機関、企業との共同研究や産官学連携プロジェクトにも積極的に取り組み、LPSの健康維持効果や作用メカニズム、構造解析、合成などの研究テーマを推進しています。 同社のビジネスモデルは、LPSという機能性素材の提供と、その効果を科学的に検証する研究支援サービスを両輪とすることで、人々の健康長寿と環境との共利共生に貢献することにあります。LPS素材を規定値以上配合した商品には「LPSマーク」を発行し、食品用LPS原料を配合した食品には「ヘルシー・フォーマーク」の認証実績があるなど、顧客の商品価値向上も支援しています。これらの取り組みは、2009年の四国産業技術大賞や2012年のものづくり日本大賞受賞といった形で高く評価されています。
キーワード
KPI
従業員数(被保険者)
11人 · 2026年4月
29期分(2023/12〜2026/04)
