株式会社高山清は、大正2年(1913年)に仏壇の塗師屋として創業し、100年以上の歴史を持つ老舗企業です。広島が金仏壇の一大生産地である背景のもと、伝統的な漆塗りや純金箔押しの技術を継承し、仏壇の製造や寺院用具の製作に長年携わってきました。同社は、プラスチック製品や化学塗料製品の普及、生活様式の変化に対応し、天然素材である漆が持つ機能性や、修理によって永年使用し次世代へ引き継げる価値を重視しています。 主要事業として、四代目高山尚也氏が京都で学んだ蝋色(ろいろ)の技法を取り入れ、伝統技術と現代アートを融合させた「廣島漆芸」を展開しています。お椀や酒器など、日常に取り入れやすい漆器を天然素材のみで制作し、洗練された質感と自由な造形を追求。特に、木地を使わずに漆下地を固め布や和紙を貼り重ねる「乾漆」技法により、一点物の作品を生み出しています。これらの作品はG7広島サミットの贈呈品に選ばれ、「ザ・広島ブランド」にも認定されるなど、国内外で高い評価を得ています。 また、「廣島仏壇」事業では、経済産業大臣指定の伝統的工芸品である広島仏壇の製造・修復を手がけるほか、マンションや洋間にも調和するシンプルなデザインのモダン仏壇や小型仏壇のオーダーメイドにも対応。仏事コーディネーターがお客様の宗派や習慣に合わせたきめ細やかな相談に応じています。 さらに、寺院や神社向けには、本堂の彩色工事、御本尊や寺院用具の修復、荘厳具や神具(外宮、鳥居など)の製作・設置も行い、往来形式からモダン様式まで多様な要望に応えています。代々受け継がれたお仏壇や寺院具のリフォーム・クリーニングも提供し、大切な品を美しく再生するサービスも強みです。次世代への伝統工芸の継承にも力を入れ、「匂い袋づくり」「お香づくり」「金箔鉛筆づくり」といった体験教室を子供向けに開催しています。同社は、伝統技術の継承と革新を通じて、人々の暮らしに寄り添い、文化を未来へ繋ぐ役割を担っています。
従業員数(被保険者)
2人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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