代表取締役
高橋利典
確認日: 2026年4月17日
株式会社八幡馬は、青森県八戸地方に古くから伝わる郷土玩具「八幡馬(やわたうま)」の製造および販売を主たる事業とする企業です。同社は、日本三駒の一つに数えられるこの木製馬民芸品の伝統と文化を後世に伝える役割を担っており、青森県伝統工芸品にも指定されています。事業内容は多岐にわたり、木工品としての八幡馬の企画、製造、そして国内外への販売を一貫して手掛けています。また、木工品製造販売に加えて不動産賃貸事業も展開し、安定した経営基盤を築いています。 同社の八幡馬は、加工しやすいシナの木、桂の木、栓の木などを材料とし、木取りから削り、下塗り、絵付け、毛すげに至るまで、多くの工程で熟練の職人による手作業が活かされています。特に絵付けにおいては、旧型の八幡馬が千代紙を使用するのに対し、同社では蕪島のウミネコ、阿房宮(菊)、割菱、向かい鶴など、郷土八戸を象徴する模様を全て手描きで施すことで、独自の美意識と品質を追求しています。馬体の色には黒(鹿毛)、赤(栗毛)、白(葦毛)が用いられ、大きさは高さ3cmから30cmまでの10種類を通常製造するほか、特注品として最大60cmの大型馬も製作可能です。模様の種類も豊富で、馬体の色やデザインの組み合わせにより100種類以上を展開し、多様な顧客ニーズに応えています。 同社の強みは、長年にわたる伝統の継承と、現代の技術を取り入れつつも手作業による温かみを守り続ける製造体制にあります。昭和29年の創業以来、皇太子様への献上や櫛引八幡宮への石像奉納といった歴史的実績に加え、第19回「全国観光土産品連盟推奨賞」、青森県郷土玩具展「青森県知事賞」、全国郷土玩具展「優秀賞」、第47回日本民芸公募展「NHK会長賞」など、数々の賞を受賞しており、その品質と芸術性は高く評価されています。これらの実績は、同社の八幡馬が単なる土産品に留まらず、日本の文化財としての価値を持つことを示しています。 主な顧客層は、青森県八戸市を訪れる観光客、郷土玩具の愛好家、コレクター、そして贈答品や記念品として八幡馬を求める個人や法人です。同社は、伝統的な八幡馬の魅力を伝えながら、現代の生活空間にも調和するような製品を提供することで、幅広い層からの支持を得ています。同社は、八幡馬を通じて八戸の歴史と文化を未来へと繋ぐ重要な役割を担い、地域経済の活性化にも貢献しています。
従業員数(被保険者)
2人 · 2026年5月
30期分(2023/12〜2026/05)
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