代表取締役
熊谷弘太郎
確認日: 2024年9月30日
ナノサミット株式会社は、カーボンナノチューブ(CNT)をはじめとするナノ材料に関する調査、研究、特許権の管理・運用、そしてこれらのナノ材料の分散に係る各種材料の研究開発、製造販売、さらに分散品や加工品、複合品の製造販売、コンサルティング業務を一貫して手掛ける企業です。同社の核となる強みは、CNT特有の強い凝集性という最大の課題を克服し、大量かつ安価にCNTを高度に均一分散させる独自技術を工業レベルで確立している点にあります。この分子間力制御技術は、CNTの塗料化や他の素材との均一混合による複合化を可能にし、多岐にわたる高機能な最先端ナノ材料の開発を支えています。 具体的には、太陽電池パネルや大型ディスプレイ、有機EL照明などに不可欠な透明電極を、真空蒸着装置を必要とせず低温で大面積に作成できる「単層CNTインク」を提供しています。また、放射性セシウム汚染対策として、プルシアンブルーナノ粒子とCNTの複合技術を用いた「セシウム吸着フィルター」を開発し、ため池や田畑、海水からの放射性セシウム除去システムとして提供しています。これは、放射性セシウムのみを選択的に吸着する高い性能を持ち、福島第一原発事故後の除染活動において実績を上げています。 さらに、農業分野では、分散CNTを塗布して発熱する「CNT発熱シート」を開発し、農業用ハウスの土壌加温に利用することで、従来の重油コストの10分の1で運用可能な省エネルギー暖房システムを実現しています。この他にも、バイオ由来のセルロースナノファイバー(CNF)とCNTの組み合わせによる新素材開発、グラフェン5%分散液の提供、導電性繊維やCNT樹脂コンポジットの開発も進めています。 同社は、新規機能性材料開発支援サービスやナノマテリアル複合材料に特化した受託試験・研究サービスを通じて、顧客企業の材料開発課題をサポートしています。これまでの実績として、MIZUNOとの共同開発によるゴルフクラブ「GXシリーズ」へのCNT複合化技術の採用や、バドミントンラケット「ALTIUS TOUR-J」への技術提供、東京大学との共同研究による「洗える導電性繊維」やキャパシタ用高性能電極材の開発など、幅広い産業分野での応用実績があります。2023年には約2.5億円の資金調達を完了し、ナノマテリアルの社会実装とカーボンニュートラル社会の実現に向けた技術開発と応用開発を一層強化しています。同社は、革新的なナノ材料技術を通じて、次世代の産業革命の中核を担い、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。
純利益
-1.0億円
総資産
2,823万円
ROA_単体
-365.18% · 2024年9月
1期分(2024/09〜2024/09)
自己資本比率_単体
-897.16% · 2024年9月
1期分(2024/09〜2024/09)
ROE_単体
—% · 2024年9月
1期分(2024/09〜2024/09)
従業員数(被保険者)
9人 · 2024年11月
12期分(2023/12〜2024/11)
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