中村石材工業株式会社は、100年を超える歴史の中で培われた確かな技術と豊富な知識を基盤に、多岐にわたる石工事および採石事業を展開しています。同社の主要事業である石工事業では、お城の石垣、神社仏閣、公園、道路など、公共性の高い建造物やインフラにおける石工事全般を手掛けています。特に、大阪城の徳川期石組溝の復元や豊臣石垣館東側雁木の据え直し、熊本城の石垣復旧工事、高松城天守台の解体復元工事など、歴史的・文化的価値の高い城郭や寺社仏閣の修復・整備において、その専門性と実績を誇ります。また、京都国立博物館や武庫川女子大学甲子園会館の石材強化工事、地下鉄難波駅の通路整備工事といった現代のインフラ整備にも貢献しています。採石事業においては、瀬戸内花崗岩に属する「犬島石」と「赤穂石」の採掘を現在も継続しており、自社で採掘した高品質な石材を石工事に活用しています。犬島石は、大阪城の「蛸石」をはじめ、鎌倉の鶴岡八幡宮や江戸城にも使用された歴史ある国産花崗岩であり、硬く傷が少ない特徴から、石積み用、張り石用、壁石用、モニュメント用として幅広く利用されています。赤穂石は、石材の「切れ」が良く、間知石として公共用材や宅造用材に利用されるほか、赤穂城の石垣や県営赤穂海浜公園の景石にも使われ、長年経過しても変色が少ないという特性を持ちます。同社はこれらの貴重な国産石材の供給を通じて、日本の建築文化と景観の維持・発展に寄与しています。さらに、犬島石を用いた犬の置物「犬石」を制作する「ナカセキ工房」も運営し、石材の新たな価値創造にも取り組んでいます。対象顧客は国や地方公共団体、寺社仏閣、建設会社、文化財保護団体など多岐にわたり、全国各地でその技術が求められています。研究論文の発表も積極的に行い、石材に関する深い知見と技術向上への意欲を示しています。
従業員数(被保険者)
15人 · 2026年5月
29期分(2023/12〜2026/05)
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